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午前:債券サマリー 先物は反落、売り一巡後は下げ渋る

配信日時:2024/03/05 11:37 配信元:MINKABU
 5日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。寄り付き直後には146円27銭まで下押す場面があったものの、売り一巡後は下げ渋る動きとなった。  パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言(6~7日)などを控えるなか、4日の米長期債相場が持ち高調整の動きなどから4営業日ぶりに反落(金利は上昇)したことが国内債に影響。また、総務省が朝方発表した2月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が、日銀の物価安定目標の2%を2カ月ぶりに上回ったことも重荷となった。ただ、この日に行われる金融関連イベント「FIN/SUM(フィンサム)2024」に日銀の植田和男総裁が出席することから、その発言内容を見極めたいとして一段とは売り込みにくい様子だった。なお、きょうは財務省による10年債入札が実施される。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比8銭安の146円37銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.720%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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