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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、ブレント原油価格の上昇
配信日時:2024/02/29 09:48
配信元:FISCO
*09:48JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、ブレント原油価格の上昇
【ブラジル】ボベスパ指数 130155.43 -1.16%
28日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1533.94ポイント安(-1.16%)の130155.43で引けた。日中の取引レンジは129770.76-131684.56となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の下落を受け、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、内外経済の先行き不透明感が強まっていることが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3227.05 +0.56%
28日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.06ポイント高(+0.56%)の3227.05ポイントで引けた。日中の取引レンジは3213.36-3240.29となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。ブレント原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、経済指標の改善も好感された。1月の失業率は前月と予想の3.0%から2.9%に低下。1月の鉱工業生産増加率(前年同月比)は前月の2.7%から4.6%に改善し、予想の4.1%を上回った。一方、欧米市場がさえない展開を示したことが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 72304.88(-1.08%)
28日のインドSENSEX指数は反落。前日比790.34ポイント安(-1.08%)の72304.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同247.20ポイント安(-1.11%)の21951.15で取引を終えた。
朝方はプラス圏で推移する場面もあったが、その後は売りに押された。昨年10-12月期の国内総生産(GDP)などが翌29日に発表されるため、慎重ムードが強まった。また、成長ペースの鈍化観測なども改めて嫌気されたもようだ。ほかに、外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2957.85 -1.91%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比57.63ポイント安(-1.91%)の2957.85ポイントと反落した。
売り圧力が強まる流れ。上海総合指数は今月初旬から上昇基調を継続し、前日は昨年12月4日以来、約3カ月ぶりの高値水準を回復した。指標発表も気がかり。国では週末3月1日、官民が今年2月の製造業PMIを発表する予定だ。国家統計局によるPMIは前月の49.2→49.0、民間による財新PMIは50.8→50.6に低下する見込み。景気懸念がくすぶっている。中国経済対策の期待感や当局の相場支援スタンスなどを支えに指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、上値は重く、引けにかけて下げ幅を広げた。
<CS>
28日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1533.94ポイント安(-1.16%)の130155.43で引けた。日中の取引レンジは129770.76-131684.56となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の下落を受け、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、内外経済の先行き不透明感が強まっていることが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3227.05 +0.56%
28日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.06ポイント高(+0.56%)の3227.05ポイントで引けた。日中の取引レンジは3213.36-3240.29となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。ブレント原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、経済指標の改善も好感された。1月の失業率は前月と予想の3.0%から2.9%に低下。1月の鉱工業生産増加率(前年同月比)は前月の2.7%から4.6%に改善し、予想の4.1%を上回った。一方、欧米市場がさえない展開を示したことが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 72304.88(-1.08%)
28日のインドSENSEX指数は反落。前日比790.34ポイント安(-1.08%)の72304.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同247.20ポイント安(-1.11%)の21951.15で取引を終えた。
朝方はプラス圏で推移する場面もあったが、その後は売りに押された。昨年10-12月期の国内総生産(GDP)などが翌29日に発表されるため、慎重ムードが強まった。また、成長ペースの鈍化観測なども改めて嫌気されたもようだ。ほかに、外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2957.85 -1.91%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比57.63ポイント安(-1.91%)の2957.85ポイントと反落した。
売り圧力が強まる流れ。上海総合指数は今月初旬から上昇基調を継続し、前日は昨年12月4日以来、約3カ月ぶりの高値水準を回復した。指標発表も気がかり。国では週末3月1日、官民が今年2月の製造業PMIを発表する予定だ。国家統計局によるPMIは前月の49.2→49.0、民間による財新PMIは50.8→50.6に低下する見込み。景気懸念がくすぶっている。中国経済対策の期待感や当局の相場支援スタンスなどを支えに指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、上値は重く、引けにかけて下げ幅を広げた。
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