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~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.7(2023年12月8日公開)
配信日時:2023/12/08 17:29
配信元:FISCO
*17:29JST ~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.7(2023年12月8日公開)
「~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.6」の続き
■アピリッツ 永山
上場した時に1回上がっちゃうのは、評価され過ぎだって自覚があったんで、大体似たような気もするんですけど。やっぱり、もうちょっと何か期待値を上回らなきゃいけない、業績は堅調に残していっているが、自分たちの自己認識でも、もうちょっと上の評価が妥当であろうと思ってはいるんですが、もうちょっと上がってほしいなというのは、正直あります。
●はっしゃん
ありがとうございます。実は、私もそのとおりなんですけれども、実は、恐らく永山さん御存じだと思うんですけど、今、成長株って言われている、いわゆる高ROEで増収増益を続けている企業が、実は全体的に伸び悩んでおりまして、その一方で、例えば売上げとかが減っているんだけれども、配当をちょっと過分に出したりとか、今まで割安過ぎた超低PBR、資産価値を割れているような銘柄が、横ばいぐらいでも結構株価が上がっていたりとか。そのほかでは円安、今、今日の時点で150円台とか、非常に円安が進んでいますので、そういう円安のメリットを受けて、ちょっと業績が好調になったようなのが買われたと、これが今年のトレンドだと思うんですけど。その中で、どうしても投資家っていうのは目先を見る方が多いので、残念ながら、アピリッツ様は結果を出しているんだけれども評価されにくい環境にあったのかなというのが、私のこれを見ての感想なんですが、そこはいかがでしょう。
■アピリッツ 永山
そうですね。同じ感想を持っていました。なかなかこっちに来てくれないっていうのはあるんですけど、ただ、配当を例えば考えるときとかも、どちらかというと、もうちょっと出すことは可能だったりするんですが、やっぱり小手先はあんまりよくないよなって、我々の経営ボードの中で話していて。すぐ跳ねないのはいろんな事情があるから、とにかく、はっしゃんさんがおっしゃったとおりで、やっぱりファクト、実績をちゃんと残して積み上げていくっていうのに今は注力しましょうと。もちろん残念な気持ちもあるんですが、ちゃんと実績を残すこと。あと、それをちゃんと正しく伝えることに力を入れましょうということで、頑張っています。
今、だからIRページぜひ見ていただきたいんですが、動画もありますし、決算説明会資料とか、あとファクトブック、いわゆる四半期ごとにセグメントで数値を分析できるものであったりとか、Q&Aですね、機関投資家の方、個人投資家の方から頂いたものを、あまねくQ&Aで事業理解のために出したりとか。とにかく適正になれるように発信を頑張っているので、1回見ていただければなと思います。
●はっしゃん
ありがとうございます。あとは、私のほうのそのほかの感想としては、どうしても株式っていうのは人気なので、人気がある時期とない時期っていうのは、交互に、循環するような感じになっていると思うんです。今期はどうしても人気がなかった時期だと思うんですが、また例えばですけれども、アメリカの金利動向とかによっては、成長株が買われる局面、必ず来ると思いますので、その時までに成長を維持しているという前提になりますけれども、維持できていれば、理論株価に戻ることは必ずあるかと思うんですね。
そういう意味では、この図を見ていただいても分かるように、理論株価より上で買うと、あまり損じゃないですか。どうせ買うなら、理論株価からいかに離れている時に右肩上がりの企業を買うのが私は一番お勧めだというふうに常々言っているんですが、今年こそまさにその買いゾーンにあるかなと。ただし、成長倒れになるリスクはどんな企業にもありますので、それは否めないんですけれども、客観的に見て、ちょうどいい位置にいるなという、素直にそう言えるんではないかなと思います。
そのほかでは、やはり業種的に、IT系の開発企業って、私は結構、自分の本の中でもお勧めの業種に入れているんですね。何にお勧めかというと、長期投資にお勧めできるんですよ。永山さん、御存じだと思うんですが、開発系もいろいろな、エンタープライズ向けとかいろんな、SIerさんもいますが、ほとんどの会社が、先ほど言ったように市場環境がどんどん伸びているものだから、5年、10年で見ると、右肩上がりの企業、上場企業ばっかりですよね。
■アピリッツ 永山
そうですね。
●はっしゃん
長く持てば持つほど、これ上がっていくんですね。非常に人気がないんです、でも。みんな割安なんですけれども、理論株価より悪い、安い位置をずっと上がっていくんですね。ですので、短期で大きく取るには向いていないんですけれども、長期で持って報われる確率が高い業種なんではないかなと思いますので、そういう企業さんを割安でできるだけ買うっていう、今はちょうどいい時期にあるように思います。
■アピリッツ 永山
確かにそうですね。実は私、個人でも投資しているんですが、そんな、この仕事しているんで、しょっちゅう見れないじゃないですか。なので、やっぱりその手法を取りますよね。業績すごいずっと経年で残しているのに、何でこんなに低いんだっけな、あれ配当も出しているな、じゃあ別に長期の目線で持っとけば、一時的に配当も入ってくるしいいなみたいなことはしたりするんですけど。うちも開発会社なんで、来年、倍にしますは、よっぽど大型のM&Aをしない限り無理なんですが、そういう目で見ていただけるとうれしいなっていうのはあります。
●はっしゃん
あとは、ちょっと評価が低い理由を気にされているようなところはあるかと思いましたので、個人的な感想レベルになるんですけれども。今の聞いている感じでも、どうしてもゲーム事業、このゲーム事業は、私も投資家なので言ってしまうと、例えば、パズドラとかモンストとかあったわけじゃないですか。ウマ娘とか。ゲームって、人気が出て1、2年でピークで、あと下がるだけですよね。
御社の場合はいろんな運営移管して、それをうまく再活用されているので安定していると思うんですが、どうしてもゲーム事業っていうと水物っていうふうな感じに見られがちなので、右肩上がりじゃないイメージになってしまう、そういうところがありますので、3事業があって、ゲームが3番目だったんですけれども、恐らく売上げ的にはシェアが高めだったのが、少しゲームから移管していっているんで、3番目に説明されたと思うんですけど。
■アピリッツ 永山
そうですね。
「~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.8」に続く
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■アピリッツ 永山
上場した時に1回上がっちゃうのは、評価され過ぎだって自覚があったんで、大体似たような気もするんですけど。やっぱり、もうちょっと何か期待値を上回らなきゃいけない、業績は堅調に残していっているが、自分たちの自己認識でも、もうちょっと上の評価が妥当であろうと思ってはいるんですが、もうちょっと上がってほしいなというのは、正直あります。
●はっしゃん
ありがとうございます。実は、私もそのとおりなんですけれども、実は、恐らく永山さん御存じだと思うんですけど、今、成長株って言われている、いわゆる高ROEで増収増益を続けている企業が、実は全体的に伸び悩んでおりまして、その一方で、例えば売上げとかが減っているんだけれども、配当をちょっと過分に出したりとか、今まで割安過ぎた超低PBR、資産価値を割れているような銘柄が、横ばいぐらいでも結構株価が上がっていたりとか。そのほかでは円安、今、今日の時点で150円台とか、非常に円安が進んでいますので、そういう円安のメリットを受けて、ちょっと業績が好調になったようなのが買われたと、これが今年のトレンドだと思うんですけど。その中で、どうしても投資家っていうのは目先を見る方が多いので、残念ながら、アピリッツ様は結果を出しているんだけれども評価されにくい環境にあったのかなというのが、私のこれを見ての感想なんですが、そこはいかがでしょう。
■アピリッツ 永山
そうですね。同じ感想を持っていました。なかなかこっちに来てくれないっていうのはあるんですけど、ただ、配当を例えば考えるときとかも、どちらかというと、もうちょっと出すことは可能だったりするんですが、やっぱり小手先はあんまりよくないよなって、我々の経営ボードの中で話していて。すぐ跳ねないのはいろんな事情があるから、とにかく、はっしゃんさんがおっしゃったとおりで、やっぱりファクト、実績をちゃんと残して積み上げていくっていうのに今は注力しましょうと。もちろん残念な気持ちもあるんですが、ちゃんと実績を残すこと。あと、それをちゃんと正しく伝えることに力を入れましょうということで、頑張っています。
今、だからIRページぜひ見ていただきたいんですが、動画もありますし、決算説明会資料とか、あとファクトブック、いわゆる四半期ごとにセグメントで数値を分析できるものであったりとか、Q&Aですね、機関投資家の方、個人投資家の方から頂いたものを、あまねくQ&Aで事業理解のために出したりとか。とにかく適正になれるように発信を頑張っているので、1回見ていただければなと思います。
●はっしゃん
ありがとうございます。あとは、私のほうのそのほかの感想としては、どうしても株式っていうのは人気なので、人気がある時期とない時期っていうのは、交互に、循環するような感じになっていると思うんです。今期はどうしても人気がなかった時期だと思うんですが、また例えばですけれども、アメリカの金利動向とかによっては、成長株が買われる局面、必ず来ると思いますので、その時までに成長を維持しているという前提になりますけれども、維持できていれば、理論株価に戻ることは必ずあるかと思うんですね。
そういう意味では、この図を見ていただいても分かるように、理論株価より上で買うと、あまり損じゃないですか。どうせ買うなら、理論株価からいかに離れている時に右肩上がりの企業を買うのが私は一番お勧めだというふうに常々言っているんですが、今年こそまさにその買いゾーンにあるかなと。ただし、成長倒れになるリスクはどんな企業にもありますので、それは否めないんですけれども、客観的に見て、ちょうどいい位置にいるなという、素直にそう言えるんではないかなと思います。
そのほかでは、やはり業種的に、IT系の開発企業って、私は結構、自分の本の中でもお勧めの業種に入れているんですね。何にお勧めかというと、長期投資にお勧めできるんですよ。永山さん、御存じだと思うんですが、開発系もいろいろな、エンタープライズ向けとかいろんな、SIerさんもいますが、ほとんどの会社が、先ほど言ったように市場環境がどんどん伸びているものだから、5年、10年で見ると、右肩上がりの企業、上場企業ばっかりですよね。
■アピリッツ 永山
そうですね。
●はっしゃん
長く持てば持つほど、これ上がっていくんですね。非常に人気がないんです、でも。みんな割安なんですけれども、理論株価より悪い、安い位置をずっと上がっていくんですね。ですので、短期で大きく取るには向いていないんですけれども、長期で持って報われる確率が高い業種なんではないかなと思いますので、そういう企業さんを割安でできるだけ買うっていう、今はちょうどいい時期にあるように思います。
■アピリッツ 永山
確かにそうですね。実は私、個人でも投資しているんですが、そんな、この仕事しているんで、しょっちゅう見れないじゃないですか。なので、やっぱりその手法を取りますよね。業績すごいずっと経年で残しているのに、何でこんなに低いんだっけな、あれ配当も出しているな、じゃあ別に長期の目線で持っとけば、一時的に配当も入ってくるしいいなみたいなことはしたりするんですけど。うちも開発会社なんで、来年、倍にしますは、よっぽど大型のM&Aをしない限り無理なんですが、そういう目で見ていただけるとうれしいなっていうのはあります。
●はっしゃん
あとは、ちょっと評価が低い理由を気にされているようなところはあるかと思いましたので、個人的な感想レベルになるんですけれども。今の聞いている感じでも、どうしてもゲーム事業、このゲーム事業は、私も投資家なので言ってしまうと、例えば、パズドラとかモンストとかあったわけじゃないですか。ウマ娘とか。ゲームって、人気が出て1、2年でピークで、あと下がるだけですよね。
御社の場合はいろんな運営移管して、それをうまく再活用されているので安定していると思うんですが、どうしてもゲーム事業っていうと水物っていうふうな感じに見られがちなので、右肩上がりじゃないイメージになってしまう、そういうところがありますので、3事業があって、ゲームが3番目だったんですけれども、恐らく売上げ的にはシェアが高めだったのが、少しゲームから移管していっているんで、3番目に説明されたと思うんですけど。
■アピリッツ 永山
そうですね。
「~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.8」に続く
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