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午前:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利は一時0.800%に急上昇

配信日時:2023/12/08 11:15 配信元:MINKABU
 8日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は大幅続落した。日銀の金融政策が正常化に向かうとの観測が強まり、国内金利の先高観(債券価格の先安観)をもとにした債券売りが優勢となった。日銀がこの日、通告した定例の国債買い入れオペで、オファー額は前回から据え置かれ、円債相場の下値を支えた。  植田日銀総裁が7日、国会での答弁において「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と発言。これを受け、日銀の金融政策が修正されるとの見方が海外にも広がった。8日の午前に先物は一時145円37銭まで下落した。  日銀が通告した定例国債買い入れオペは「残存期間1年超3年以下(オファー額3750億円)と「同3年超5年以下」(同4500億円)、「同5年超10年以下」(同5250億円)、「同10年超25年以下」(同1500億円)。オペ通告後に先物は下げ渋る動きとなった。  先物中心限月12月限は前営業日比34銭安の145円58銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は0.790%で推移。一時0.800%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS

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