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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油・ルーブルの同時高が好感
配信日時:2023/11/29 10:03
配信元:FISCO
*10:03JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油・ルーブルの同時高が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 125731.45 +0.64%
28日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比806.87ポイント高(+0.64%)の125731.45で引けた。日中の取引レンジは124839.65-125826.08となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米長期金利の低下が好感され、買いは継続。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。中国の「影の銀行(シャドーバンキング)」の債務問題がくすぶっていることなどが足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3196.36 +0.17%
28日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.31ポイント高(+0.17%)の3196.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは3157.55-3197.61となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油・ルーブルの同時高が好感され、買いは広がった。一方、指数の上値は重い。中国の「影の銀行(シャドーバンキング)」の債務問題など金融不安がくすぶっていることが引き続き警戒された。また、10月の主要な経済指標が今週後半に発表される予定となり、積極的な買いも手控えられた。
【インド】SENSEX指数 66174.20 +0.31%
28日のインドSENSEX指数は強含み。前日比204.16ポイント高(+0.31%)の66174.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同95.00ポイント高(+0.48%)の19889.70で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。成長予想の上方修正が好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.0%から6.4%に引き上げた。旺盛な内需がインフレ高進や弱い輸出をカバーしてくれていると指摘した。また、インフレ率の落ち着き観測なども支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3038.55 +0.23%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.85ポイント高(+0.23%)の3038.55ポイントと3日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。指数は前日、約3週ぶりの安値水準に落ち込んだだけに、値ごろ感が着目されている。もっとも、上値は重い。中国の景気不安が重しだ。27日公表された今年10月の工業企業利益総額は、前年同月比2.7%増にとどまり、伸びは前月の11.9%から大幅に鈍化している。そのほか、影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題も不安視された。
<CS>
28日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比806.87ポイント高(+0.64%)の125731.45で引けた。日中の取引レンジは124839.65-125826.08となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米長期金利の低下が好感され、買いは継続。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。中国の「影の銀行(シャドーバンキング)」の債務問題がくすぶっていることなどが足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3196.36 +0.17%
28日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.31ポイント高(+0.17%)の3196.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは3157.55-3197.61となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油・ルーブルの同時高が好感され、買いは広がった。一方、指数の上値は重い。中国の「影の銀行(シャドーバンキング)」の債務問題など金融不安がくすぶっていることが引き続き警戒された。また、10月の主要な経済指標が今週後半に発表される予定となり、積極的な買いも手控えられた。
【インド】SENSEX指数 66174.20 +0.31%
28日のインドSENSEX指数は強含み。前日比204.16ポイント高(+0.31%)の66174.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同95.00ポイント高(+0.48%)の19889.70で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。成長予想の上方修正が好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.0%から6.4%に引き上げた。旺盛な内需がインフレ高進や弱い輸出をカバーしてくれていると指摘した。また、インフレ率の落ち着き観測なども支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3038.55 +0.23%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.85ポイント高(+0.23%)の3038.55ポイントと3日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。指数は前日、約3週ぶりの安値水準に落ち込んだだけに、値ごろ感が着目されている。もっとも、上値は重い。中国の景気不安が重しだ。27日公表された今年10月の工業企業利益総額は、前年同月比2.7%増にとどまり、伸びは前月の11.9%から大幅に鈍化している。そのほか、影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題も不安視された。
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