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PBシステムズ---第3四半期も好調持続、受注残は前年同期の約2倍と過去最高値
配信日時:2022/08/12 17:37
配信元:FISCO
PBシステムズ<4447>は10日の大引け後、2022年9月期第3四半期決算を発表した。売上高は1,685百万円、営業利益は161百万円、経常利益は162百万円、四半期純利益は113百万円で着地(※2022年9月期の期首より新基準(「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日))を適用しているため前年同期比較はなし)。会計基準の影響があるものの、前年同期との単純比較では営業利益ベースで44.6%増となっている。会社計画との差異については、製造業や自治体で今期実施を見込んでいたクラウド基盤構築やレジリエンス構築の案件で、翌期延期の計画変更が重なった影響。
第3四半期業績をセグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業は、九州近郊の中堅企業開拓がやや足踏みする一方、東京営業部が開拓した複数のパートナーとの協業により、関東圏大企業向け案件が順調に増加した結果、売上高は1,670百万円、セグメント利益は180百万円で着地。前年同期との単純比較では売上高が24.4%増、利益は19.9%増と大幅な伸びとなった。エモーショナルシステム事業においては、売上高は14百万円、セグメント損失は18百万円で着地。新型コロナウイルスの再拡大もあって、こちらは依然として難しい事業環境が続いている。その一方、第1四半期に受注した4DOHイベント運営案件が寄与した他、教育機関向けのホームページコンテンツ制作、4DOH用プロジェクター販売、4DOHの既存顧客向けの保守案件など小型案件の積み上げを着実に行ったことで、売上高は前年同期から実質2倍超となっており、セグメント損失も大幅に縮小している(※各セグメント数値は決算説明資料ベース、全社費用を各セグメントの人員割合で配賦)。
なお、受注残高については1,412百万円と第3四半期末時点での過去最高値を達成。こちらも前年同期との単純比較では約2倍の好調な積み上がりだ。SaaS事業者向けの旺盛なクラウド基盤拡張需要が継続した他、事業継続(BCP)/災害復旧(DR)構築案件を含めたレジリエンス需要の拡大、Fintech/金融業界向けCitrixライセンス販売の好調等が背景にある。
その他、同社の成長エンジンとして期待されるメタバース事業に関しては、Pedyを利用した企業向けメタバースのプロトタイプ構築が進行中。多数の企業から問い合わせがあるなか、具体的な案件を絞り込み商談を行っていることを公表している。さらに、もう一方の成長エンジンである4DOH を軸としてVRで身体と脳を活性化させる「e(エレクトロニック)×r(リアル) スポーツ」の事業化に向けても、共同研究先の4DOHをコンテンツの研究に対応できるi4DOHへ改修するなど、歩みを着実に進めている。
なお、2022年9月期通期の業績予想は、売上高が2,500百万円、営業利益は266百万円、経常利益は252百万円、当期純利益は176百万円で据え置いた。
<FA>
第3四半期業績をセグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業は、九州近郊の中堅企業開拓がやや足踏みする一方、東京営業部が開拓した複数のパートナーとの協業により、関東圏大企業向け案件が順調に増加した結果、売上高は1,670百万円、セグメント利益は180百万円で着地。前年同期との単純比較では売上高が24.4%増、利益は19.9%増と大幅な伸びとなった。エモーショナルシステム事業においては、売上高は14百万円、セグメント損失は18百万円で着地。新型コロナウイルスの再拡大もあって、こちらは依然として難しい事業環境が続いている。その一方、第1四半期に受注した4DOHイベント運営案件が寄与した他、教育機関向けのホームページコンテンツ制作、4DOH用プロジェクター販売、4DOHの既存顧客向けの保守案件など小型案件の積み上げを着実に行ったことで、売上高は前年同期から実質2倍超となっており、セグメント損失も大幅に縮小している(※各セグメント数値は決算説明資料ベース、全社費用を各セグメントの人員割合で配賦)。
なお、受注残高については1,412百万円と第3四半期末時点での過去最高値を達成。こちらも前年同期との単純比較では約2倍の好調な積み上がりだ。SaaS事業者向けの旺盛なクラウド基盤拡張需要が継続した他、事業継続(BCP)/災害復旧(DR)構築案件を含めたレジリエンス需要の拡大、Fintech/金融業界向けCitrixライセンス販売の好調等が背景にある。
その他、同社の成長エンジンとして期待されるメタバース事業に関しては、Pedyを利用した企業向けメタバースのプロトタイプ構築が進行中。多数の企業から問い合わせがあるなか、具体的な案件を絞り込み商談を行っていることを公表している。さらに、もう一方の成長エンジンである4DOH を軸としてVRで身体と脳を活性化させる「e(エレクトロニック)×r(リアル) スポーツ」の事業化に向けても、共同研究先の4DOHをコンテンツの研究に対応できるi4DOHへ改修するなど、歩みを着実に進めている。
なお、2022年9月期通期の業績予想は、売上高が2,500百万円、営業利益は266百万円、経常利益は252百万円、当期純利益は176百万円で据え置いた。
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