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午後:債券サマリー 先物は4日続伸、40年債入札結果は強め

配信日時:2022/07/26 15:32 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で、先物中心限月9月限は4日続伸。日経平均株価が続落したことや、財務省が実施した40年債入札が強めの結果となったことが買い手掛かりとなった。  とはいえ、26~27日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているとあって朝方から模様眺めムードが強かった。市場では米連邦準備理事会(FRB)が前回の6月会合に続いて0.75%の利上げを決めるとの見方が多いが、一部では1.0%の利上げ幅を予想する声もあり、結果を見極めたいとする向きが多い様子。また、今後の利上げや金融引き締めのペースを巡り、FOMCの声明文やパウエルFRB議長の会見への関心も高かった。ただ、この日の日経平均株価や時間外取引のNYダウ先物が下落したことが支えとなり、債券先物は概ね堅調に推移。午後には40年債入札の結果が明らかとなり、応札倍率が2.70倍(前回は2.42倍)と需要の底堅さが確認できたことが買い安心感につながった。  先物9月限の終値は前日比11銭高の150円21銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.205%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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