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独VW株主、新CEOの兼務を懸念 ポルシェ上場にもマイナスか

配信日時:2022/07/26 00:19 配信元:REUTERS

(脱字を修正して再送します)

[ベルリン/フランクフルト 25日 ロイター] - ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW) の株主は、次期最高経営責任者(CEO)に就任するVW傘下の高級スポーツ車メーカー、ポルシェのオリバー・ブルーメCEOがポルシェCEOも兼務することに懸念を示している。コーポレートガバナンス問題の再燃による株価への悪影響を指摘する声のほか、ポルシェの上場計画にとってもマイナスとの見方が出ている。

VWは22日、ヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)が9月1日付で退任すると発表した。

VWの大株主であるDeka Investmentのコーポレートガバナンス担当幹部は「ブルーメ氏が全ての業務を行うことはできない。これがVWの企業経営の悪いところだ。ポルシェの新規株式公開(IPO)にとってもマイナスだ」と述べた。

ポルシェの上場予定は第4・四半期となっている。

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