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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、新型コロナウイルス感染再拡大が不安視
配信日時:2022/07/12 09:56
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 98212.46 -2.07%
11日日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2076.48ポイント安(-2.07%)の98212.46取引を終了した。100282.06から97854.22まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。世界的な株安
が警戒され、ブラジル市場にもリスク回避の売りが広がった。また、中国の一部地域
で行動制限が再び強化されていることや世界景気の先行き不安も嫌気された。国内で
は、追加の利上げ懸念が引き続き圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2162.34 -2.71%
11日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比60.17ポイント安(-2.71%)の2162.34で取引を終了した。2224.35から2156.36まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安を受け、ロシア株にも
売りが広がった。また、世界景気の先行き不安なども嫌気された。経済協力開発機構
(OECD)が11日、6月の景気先行指数を発表し、世界経済の見通しが前回から悪化し
たと報告した。このほか、中国一部地域で行動制限が強化されていることが警戒され
た。
【インド】SENSEX指数 54395.23 -0.16%
11日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比86.61ポイント安(-0.16%)の54395.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.60ポイント安(-0.03%)の16216.00で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで下げ幅を縮小させた。両指数とも3日連続で上昇しており、足元での高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料となった。FIIはきのう11日、3日連続の売り越しとなった。このほか、中国の一部地域でロックダウン(都市封鎖)が再び実施されていることが警戒された。
【中国本土】上海総合指数 3313.58 -1.27%
週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比42.49ポイント安(-1.27%)の3313.58ポイントと続落した。
中国の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。中国最大の経済都市、上海市の保健当局は10日、これまでになく感染力の強いオミクロン派生型「BA.5」の感染例が8日に市内で初確認されたと報告している。同市では10日の新規感染者数が69人となり、5月後半以降で最多となった。「BA.5」感染例はすでに、北京市や陝西省西安市でも確認されている。行動制限も各地で強化される状況だ。また、9日に公表された6月の中国物価統計で、消費者物価指数(CPI)が予想以上に上昇加速したこともマイナス。これまではインフレが落ち着いているとして、金融政策に緩和余地があるとの見方だったものの、ここにきて引き締めも懸念された。
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11日日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2076.48ポイント安(-2.07%)の98212.46取引を終了した。100282.06から97854.22まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。世界的な株安
が警戒され、ブラジル市場にもリスク回避の売りが広がった。また、中国の一部地域
で行動制限が再び強化されていることや世界景気の先行き不安も嫌気された。国内で
は、追加の利上げ懸念が引き続き圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2162.34 -2.71%
11日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比60.17ポイント安(-2.71%)の2162.34で取引を終了した。2224.35から2156.36まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安を受け、ロシア株にも
売りが広がった。また、世界景気の先行き不安なども嫌気された。経済協力開発機構
(OECD)が11日、6月の景気先行指数を発表し、世界経済の見通しが前回から悪化し
たと報告した。このほか、中国一部地域で行動制限が強化されていることが警戒され
た。
【インド】SENSEX指数 54395.23 -0.16%
11日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比86.61ポイント安(-0.16%)の54395.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.60ポイント安(-0.03%)の16216.00で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで下げ幅を縮小させた。両指数とも3日連続で上昇しており、足元での高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料となった。FIIはきのう11日、3日連続の売り越しとなった。このほか、中国の一部地域でロックダウン(都市封鎖)が再び実施されていることが警戒された。
【中国本土】上海総合指数 3313.58 -1.27%
週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比42.49ポイント安(-1.27%)の3313.58ポイントと続落した。
中国の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。中国最大の経済都市、上海市の保健当局は10日、これまでになく感染力の強いオミクロン派生型「BA.5」の感染例が8日に市内で初確認されたと報告している。同市では10日の新規感染者数が69人となり、5月後半以降で最多となった。「BA.5」感染例はすでに、北京市や陝西省西安市でも確認されている。行動制限も各地で強化される状況だ。また、9日に公表された6月の中国物価統計で、消費者物価指数(CPI)が予想以上に上昇加速したこともマイナス。これまではインフレが落ち着いているとして、金融政策に緩和余地があるとの見方だったものの、ここにきて引き締めも懸念された。
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