１１日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は１６４ドル安と続落

　１１日の米株式市場では、ＮＹダウが前週末比１６４．３１ドル安の３万１１７３．８４ドルと続落した。 　 　マカオが新型コロナ感染拡大の影響で、１１日から１週間、事実上の都市封鎖（ロックダウン）に入ったことなどが警戒された。また、ロシアからドイツに天然ガスを送る主要パイプラインが定期検査で供給が止まったことも、欧州経済の悪化要因となることが懸念された。１３日の米６月消費者物価指数（ＣＰＩ）発表を前に様子見姿勢も強まるなか、世界景気の悪化が警戒された。テスラ＜TSLA＞やアップル＜AAPL＞、アマゾン＜AMZN＞が安く、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞といった半導体株が売られた。JPモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞など銀行株も安い。半面、プロクター・アンド・ギャンブル＜PG＞やジョンソン・エンド・ジョンソン＜JNJ＞といったディフェンシブ株が高く、ウォルマート＜WMT＞やスリーエム＜MMM＞が値を上げた。 　ナスダック総合株価指数は、２６２．７０９ポイント安の１万１３７２．５９９と６日ぶりに反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が８億１６３万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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