メディア工房は朝高の後マイナスに転じる、２２年８月期営業利益を上方修正も買い続かず

　メディア工房<3815.T>は前週末８日の取引終了後、２２年８月期の連結業績予想について、営業利益を９０００万円から１億９５００万円（前期比４．１倍）へ、純利益を５０００万円から１億５１００万円（同２１．６倍）へ上方修正した。これを受け、この日は朝高スタートし年初来高値を更新したものの、その後は利益確定売りにマイナスに転じている。 　ソーシャルプラットフォームのＢｔｏＢ向け提供サービスによる売り上げを見込んでいたものの顧客獲得が難航し見込み数値を大幅に下回ることや、新規ＳＮＳアプリ「ＯｎｅＲｏｏｆ」のリリース後ろ倒しに伴い売上高は２３億５０００万円から２２億円（同１４．０％増）へ下方修正した。ただ、デジタルコンテンツ事業で既存コンテンツが継続的かつ安定的に収益を生んだことや「ＯｎｅＲｏｏｆ」に関する広告宣伝費が発生しない見込みとなったことも利益押し上げに寄与した。 　なお、同時に発表した第３四半期累計（２１年９月～２２年５月）決算は、売上高１６億７２００万円（前年同期比２３．３％増）、営業利益１億６２００万円（同１６．２倍）、純利益１億９００万円（同５４．５倍）だった。 出所：MINKABU PRESS

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