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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、欧州市場の上昇や原油高なども支援材料
配信日時:2022/07/08 09:55
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 100729.72 +2.04%
7日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2010.74ポイント高(+2.04%)の100729.72取引を終了した。98721.51から101420.24まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル市場にも買いが広がった。また、通貨レアル高もブラジル株の物色手掛かりとなった。ほかに、原油など資源価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の買い手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2226.65 +0.21%
7日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比4.77ポイント高(+0.21%)の2226.65で取引を終了した。2206.16から2239.59まで上昇した。
前半は弱含みの展開を示したが、後半は買い戻された。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。通貨ルーブル高が好感され、ロシア株に買いが広がった。また、欧州市場の上昇や原油高なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。企業の配当をめぐる不透明感が払拭されていないことなどが引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 54178.46 +0.80%
7日のインドSENSEX指数は続伸。前日比427.49ポイント高(+0.80%)の54178.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同143.10ポイント高(+0.89%)の16132.90で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。政府が外資誘致や企業の経営環境の改善など一連の景気対策を検討していることが好感された。また、6月の石炭生産量が大幅に増加したとの報告も電力不足懸念をやや緩和させた。ほかに、前日の欧米市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行した。
【中国本土】上海総合指数 3364.40 +0.27%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.05ポイント高(+0.27%)の3364.40ポイントと3日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。商務部など関係部門は7日、「自動車の流通を活性化し、自動車消費を拡大するための若干の措置に関する通知」を発表した。自動車消費を拡大することで、経済の安定化、民生の改善を促す考え。各種措置は6項目にわたり、うち新エネルギー自動車(NEV)などの購入支援策については、期限の延長を検討するとした。中国当局はこのところ、国内景気の腰折れを回避するため、消費刺激や産業支援などの政策を矢継ぎ早に打ち出している。国内で新型コロナウイルス感染が再び拡大していることなどを不安視した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は程なくプラスに転じた。
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7日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2010.74ポイント高(+2.04%)の100729.72取引を終了した。98721.51から101420.24まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル市場にも買いが広がった。また、通貨レアル高もブラジル株の物色手掛かりとなった。ほかに、原油など資源価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の買い手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2226.65 +0.21%
7日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比4.77ポイント高(+0.21%)の2226.65で取引を終了した。2206.16から2239.59まで上昇した。
前半は弱含みの展開を示したが、後半は買い戻された。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。通貨ルーブル高が好感され、ロシア株に買いが広がった。また、欧州市場の上昇や原油高なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。企業の配当をめぐる不透明感が払拭されていないことなどが引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 54178.46 +0.80%
7日のインドSENSEX指数は続伸。前日比427.49ポイント高(+0.80%)の54178.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同143.10ポイント高(+0.89%)の16132.90で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。政府が外資誘致や企業の経営環境の改善など一連の景気対策を検討していることが好感された。また、6月の石炭生産量が大幅に増加したとの報告も電力不足懸念をやや緩和させた。ほかに、前日の欧米市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行した。
【中国本土】上海総合指数 3364.40 +0.27%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.05ポイント高(+0.27%)の3364.40ポイントと3日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。商務部など関係部門は7日、「自動車の流通を活性化し、自動車消費を拡大するための若干の措置に関する通知」を発表した。自動車消費を拡大することで、経済の安定化、民生の改善を促す考え。各種措置は6項目にわたり、うち新エネルギー自動車(NEV)などの購入支援策については、期限の延長を検討するとした。中国当局はこのところ、国内景気の腰折れを回避するため、消費刺激や産業支援などの政策を矢継ぎ早に打ち出している。国内で新型コロナウイルス感染が再び拡大していることなどを不安視した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は程なくプラスに転じた。
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