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外為サマリー:1ドル134円90銭台で推移、米景気減速懸念のドル売り継続
配信日時:2022/07/04 10:21
配信元:MINKABU
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=134円92銭前後と前週末の午後5時時点に比べて40銭弱のドル安・円高となっている。
1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=135円21銭前後と前日に比べて50銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米6月ISM製造業景況指数が低調な結果となったことを受け、米長期金利が低下したことで日米金利差の縮小が意識され、一時134円79銭まで軟化した。
米景気の減速懸念などを背景に、この日の東京市場でもドル売り・円買いが優勢となっている。午前9時10分過ぎに134円80銭台まで下押したあとは下げ渋る動きとなっているが、今晩の米市場は独立記念日の祝日で休場となることから模様眺めムードが広がりやすく戻りは限定的となっている。一方、ユーロが対ドルや対円で売り優勢となっている。欧州連合(EU)統計局が1日発表した6月の消費者物価指数(速報値)が前年同月比8.6%上昇と、伸び率が前月の8.1%から加速したことから、欧州中央銀行(ECB)がインフレ抑制に向けた金融引き締めを進めるとの見方が台頭し、欧州経済の減速が懸念されているようだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0434ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=140円78銭前後と同50銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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