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<動意株・25日>(前引け)=CRI、ワイエイシイ、さいか屋

配信日時:2022/05/25 11:37 配信元:MINKABU
 CRI・ミドルウェア<3698.T>=大幅反発。24日の取引終了後、コミュニケーションミドルウェア「CRI TeleXus(テレクサス)」のボイスチャット機能の先行試用ができるアーリーアクセス版の提供を開始したと発表しており、これが好材料視されている。「CRI TeleXus」は、メタバースやオープンワールドゲームなどの大規模な仮想空間で感動や興奮が醸し出す空気感を共有でき、臨場感豊かな「居心地良い」ものにすることでコミュニケーションを活性化させるミドルウェアで、コミュニティー拡大による収益の向上に寄与する。AIスピーカーのように会話をサポートするコミュニケーションアシスト機能を有しており、例えば、「AI通訳機能」によって海外の人と簡単に会話することや、「AIアドバイザ」が攻略法を伝えることで継続率が向上するという。  ワイエイシイホールディングス<6298.T>=頑強。半導体製造装置周辺の銘柄には向かい風の強い地合いが続いているが、同社は好業績を背景に上値指向が強い。今月16日にマドを開け買われる人気となり18日には1908円まで買われ年初来高値更新となったが、これは2007年8月以来、約15年ぶりの高値水準で実質的には青空圏に近い。22年3月期営業利益は前の期比2.2倍の15億6600万円と急拡大したが、続く23年3月期も前期比92%増の30億円と大幅な伸びを見込んでおり、時価予想PERも10倍を切る水準だ。メカトロニクス分野が収益の柱となっている。また、次世代パワー半導体分野で活躍余地を広げているほか、次世代電池分野への参入にも意欲的で、2月4日にはマグネシウム電池の量産体制整備に着手したことを明らかにするなど、業容拡大に向けた積極的な挑戦が続いている。  さいか屋<8254.T>=急伸。新型コロナウイルスの影響もあって厳しい収益環境を強いられていたが、ここにきて改善色をみせている。24日に発表した3、4月の営業損益は概算値で1411万円の黒字(前年同期は5079万8000円の赤字)だった。業績回復傾向にあることで、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。同社株は値ごろ感があり、今月11日に急動意し、商い急増のなかでストップ高に買われ市場の注目を集めた経緯がある。それだけに、インバウンド関連の一角として人気素地が意識されている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS

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