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米外為市場サマリー:米金融引き締め加速観測を背景に一時128円70銭まで上昇

配信日時:2022/04/22 07:49 配信元:MINKABU
 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=128円38銭前後と前日に比べて50銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=139円14銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融引き締めを進めるとの見方が根強いなか、米長期金利の上昇を受けて日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが先行。この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が18万4000件と前の週の改定値から2000件減ったほか、4月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数の仕入れ価格や販売価格が上昇したこともドルの買い手掛かりとなり、一時128円70銭まで上伸した。その後、米株式相場が軟化したことが影響するかたちで128円07銭まで押される場面もあったが、パウエルFRB議長が国際通貨基金(IMF)主催の討議で「(5月に予定する次回会合で)通常の倍の0.5%の利上げを検討する」と発言したことが伝わると再びドル買いが流入した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0834ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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