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米外為市場サマリー:20年ぶり高値の反動で一時127円40銭台に軟化

配信日時:2022/04/21 08:05 配信元:MINKABU
 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=127円86銭前後と前日に比べて1円00銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=138円75銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高だった。  この日の東京市場で一時129円40銭と02年4月以来20年ぶりのドル高・円安水準をつけた反動に加え、足もとで上昇基調を強めていた米長期金利が一服したことからドル売り・円買いが優勢だった。また、全米不動産協会(NAR)が発表した3月の中古住宅販売件数が2カ月連続で減少したことも影響し、ドル円相場は127円46銭まで下押す場面があった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融引き締めを進めるとの見方は根強く、ドルは売り一巡後に下げ渋った。一方、ドイツ連銀のナーゲル総裁など欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーから金融政策の正常化に前向きな発言が伝わったことで、ユーロはドルに対して買いが入りやすかった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0853ドル前後と前日に比べて0.0060ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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