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午前:債券サマリー 先物は続落、日米株高が重荷

配信日時:2022/04/20 12:34 配信元:MINKABU
 20日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。日銀が金利上昇を抑制する姿勢を見せたものの、日米株価の上昇が重荷となった。  債券先物は売り先行でスタート。前日19日の米市場でNYダウが大幅高となった一方、米長期債相場が続落となったことが円債に影響した。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めの加速による米長期金利の先高感のなか、きょうの10年債の利回りが「0.25%程度」に達した。国債買いオペに注目が集まるなか、日銀は「残存期間5年超10年以下」を対象に固定利回りで無制限に国債を買い入れる指し値オペを通知した。通常の買い入れオペでも「同1年超3年以下」など4本を通知したことは下支えとなったものの、東京為替相場が一時1ドル=129円へ上昇したこともあり日経平均株価が輸出関連株を中心に買われたことが重荷となった。  午前11時の先物6月限の終値は前日比21銭安の149円09銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%上昇の0.250%だった。 出所:MINKABU PRESS

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