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米外為市場サマリー:円売り続き128円90銭台に上昇

配信日時:2022/04/20 08:13 配信元:MINKABU
 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=128円91銭前後と前日に比べて1円90銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=139円06銭前後と同2円10銭強のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)と日銀との金融政策の方向性の違いを意識した円売りが続いた。米セントルイス地区連銀のブラード総裁が18日に「年内に政策金利を3.5%前後に引き上げる必要がある」と述べたことや、この日に米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁がインフレ抑制に向け積極的な利上げを支持する姿勢を示したことを受け、米長期金利が一時2.94%と18年12月以来の水準まで上昇したことを手掛かりに日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入。米商務省が発表した3月の住宅着工件数が市場予想を上回ったこともドルの支援材料となり、一時128円97銭と02年5月以来およそ20年ぶりのドル高・円安水準をつけた。一方、ECBが金融政策の正常化を早期に迫られるとの観測からユーロも買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0788ドル前後と前日に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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