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午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.240%で横ばい

配信日時:2022/04/19 15:47 配信元:MINKABU
 19日の債券市場で、先物中心限月6月限は小幅ながら3日続落。買い優勢で始まったものの明確な方向感は出ず、引けにかけて値を消す展開となった。  日銀の黒田総裁が18日の衆院決算行政監視委員会で「金融緩和を続けることが適当」との考えを改めて示したことなどを手掛かりに、債券先物は反発してスタートした。米長期金利は18日に一時2.88%と2018年12月以来の高水準をつけたが、日銀が国内金利の上昇を抑えるとの見方から影響は限定的だった。この日は財務省による流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施され、応札倍率が4.65倍と前回(3.87倍)を上回ったことが分かると債券先物は一段高となり、午後には149円44銭まで上伸する場面があった。ただ、時間外取引で米長期金利が高止まりしているほか、今週は21日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されるなどFRB高官の発言機会が相次ぐとあって一段と上値を追う勢いには乏しかった。  先物6月限の終値は前日比4銭安の149円30銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.240%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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