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午後:債券サマリー 先物は続落、米金利の先高観が重荷

配信日時:2022/04/18 15:29 配信元:MINKABU
 18日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融引き締めを進めるとの見方が根強く、米金利の先高観から売りが出やすかった。  前週末15日の米債券市場は聖金曜日(グッドフライデー)の祝日で休場だったが、同日に発表された3月の米鉱工業生産や4月のニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を上回ったことなどから、この日の時間外取引で米長期金利が上昇基調を強めたことが国内債に影響した。午前には日銀の黒田総裁が衆院決算行政監視委員会での答弁で「金融緩和を続けることが適当」との考えを改めて示したことが伝えられたが、債券相場の反応は限定的で相場を押し上げる材料には至らなかった。今週は米セントルイス連銀のブラード総裁の講演(18日)やパウエルFRB議長の講演(21日)などFRB高官の発言機会が相次いで予定されていることから買い手控えムードが強く、債券先物は午後に入っても軟調に推移した。  先物6月限の終値は前日比7銭安の149円34銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて横ばいの0.240%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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