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午後:債券サマリー 先物は小反落、長期金利0.235%で横ばい

配信日時:2022/04/15 16:05 配信元:MINKABU
 15日の債券市場で、先物中心限月6月限は小反落。米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派発言などから米長期金利が上昇傾向となっていることが国内債の重荷となった。  ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が14日に「5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利上げを検討することが妥当」との考えを示したことや、米ミシガン大学が発表した4月の消費者態度指数(速報値)が市場予想を上回ったことから、同日の米債券市場ではFRBが積極的に金融引き締めを進めるとの見方が再び強まった。米長期金利は2.8%台に上昇し、これが影響するかたちで債券先物は朝方に149円35銭まで軟化した。その後は日経平均株価の下落を背景にプラス圏に浮上する場面もあったが、きょうは欧米など多くの海外市場がイースター(復活祭)で休場となることから模様眺めムードが広がりやすく上値は限定的。この日は日銀の国債買いオペや財務省による国債入札がなく、手掛かり材料に乏しかったことも投資家の動きの鈍さにつながった。  先物6月限の終値は前日比4銭安の149円41銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べ横ばいの0.235%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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