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米外為市場サマリー:米金利低下で一時125円30銭台まで押される場面も

配信日時:2022/04/14 07:55 配信元:MINKABU
 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=125円62銭前後と前日に比べて20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=136円71銭前後と同90銭強のユーロ高・円安だった。  日本時間夕方には一時126円32銭と約20年ぶりのドル高・円安水準をつけたが、その後は高値警戒感から上値が重くなった。この日に米労働省が発表した3月の卸売物価指数(PPI)の上昇率は前月比で1.4%と市場予想(1.1%程度)を上回ったが、12日に発表された3月の米消費者物価指数(CPI)で変動の激しい食品・エネルギーを除くコア指数の上昇率が市場予想を下回ったことから過度なインフレ懸念は後退しておりドルを押し上げる材料には至らず。米長期金利が低下したことが影響するかたちで、一時125円37銭まで押される場面があった。一方、ユーロは14日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えた持ち高調整の動きなどから対ドルや対円で買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0888ドル前後と前日に比べて0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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