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米外為市場サマリー:売り一巡後は持ち直し125円30銭台で推移

配信日時:2022/04/13 07:52 配信元:MINKABU
 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=125円38銭前後と前日に比べてほぼ横ばい。ユーロは1ユーロ=135円75銭前後と同70銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に米労働省が発表した3月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比8.5%と高い伸びとなったが、エネルギー・食品を除くコア指数は同6.5%上昇と市場予想(6.6%程度の上昇)をやや下回ったほか、前月比では0.3%の上昇(市場予想は0.5%程度の上昇)にとどまったことで、過度なインフレ懸念がやや後退した。これを受けて米長期金利が低下するとともにドル売り・円買いが流入し、一時124円76銭まで軟化した。その後、米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が「FRBは早ければ6月にもバランスシートの縮小に着手する可能性がある」と述べたことが伝わるとドルは持ち直す動きとなった。一方、14日に欧州中央銀行(ECB)理事会を控えるなか、ユーロは対ドルや対円で軟調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0828ドル前後と前日に比べて0.0055ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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