注目トピックス 日本株
リソー教育---22年2月期は2ケタ増収・大幅な増益、グループ各社の生徒数が前期・前々期より順調に増加
配信日時:2022/04/08 15:01
配信元:FISCO
リソー教育<4714>は7日、2022年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比19.1%増の300.08億円、営業利益が同199.8%増の30.30億円、経常利益が同155.7%増の30.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同337.9%増の24.31億円となった。
当年度におけるグループ各社の生徒数は前期・前々期を上回る水準となっており、学校内個別指導事業「スクールTOMAS」の導入校も増加するなど既存事業の業績は順調に推移している。
TOMAS(トーマス)(学習塾事業部門)については、完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は前期比16.3%増の158.30億円となった。当年度においては、TOMAS上尾校(埼玉県)、TOMAS大船校(神奈川県)、TOMAS月島校(東京都)、TOMAS流山おおたかの森校(千葉県)、メディックTOMAS吉祥寺校(東京都)、インターTOMAS田町校(東京都)を新規開校、TOMAS田町校(東京都)、TOMAS蒲田校(東京都)を移転リニューアルした。
名門会(家庭教師派遣教育事業部門)については、100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っており、売上高は前期比8.3%増の51.47億円となった。当年度は、名門会鹿児島校(鹿児島県)、名門会熊本校(熊本県)、TOMEIKAI新潟校(新潟県)、TOMEIKAI天神校(福岡県)を新規開校、名門会天神駅前校(福岡県)、TOMEIKAI長崎校(長崎県)を移転リニューアル、オンライン事業の拠点として、下北沢オンラインセンター(東京都)を新規設した。
伸芽会(幼児教育事業部門)については、名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2つのブランドの充実を図り、売上高は前期比24.0%増の60.03億円となった。当年度においては、伸芽会吉祥寺教室(東京都)、伸芽’Sクラブ託児荻窪校(東京都)、伸芽’Sクラブ学童吉祥寺校(東京都)、伸芽’Sクラブ学童大宮校(埼玉県)を新規開校、伸芽会浦和教室(埼玉県)を移転リニューアルした。
スクールTOMAS(学校内個別指導事業部門)については、学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高は前期比50.4%増の20.22億円となった。
プラスワン教育(人格情操合宿教育事業部門)については、情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、売上高は前期比55.9%増の9.90億円となった。当年度においては、TOMAS体操スクール広尾校(東京都)を新規開校した。
その他の事業の売上高は前期比31.5%増の0.14億円となった。
2023年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.0%増の330.00億円、営業利益が同19.1%増の36.10億円、経常利益が同21.4%増の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の25.00億円を見込んでいる。
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当年度におけるグループ各社の生徒数は前期・前々期を上回る水準となっており、学校内個別指導事業「スクールTOMAS」の導入校も増加するなど既存事業の業績は順調に推移している。
TOMAS(トーマス)(学習塾事業部門)については、完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は前期比16.3%増の158.30億円となった。当年度においては、TOMAS上尾校(埼玉県)、TOMAS大船校(神奈川県)、TOMAS月島校(東京都)、TOMAS流山おおたかの森校(千葉県)、メディックTOMAS吉祥寺校(東京都)、インターTOMAS田町校(東京都)を新規開校、TOMAS田町校(東京都)、TOMAS蒲田校(東京都)を移転リニューアルした。
名門会(家庭教師派遣教育事業部門)については、100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っており、売上高は前期比8.3%増の51.47億円となった。当年度は、名門会鹿児島校(鹿児島県)、名門会熊本校(熊本県)、TOMEIKAI新潟校(新潟県)、TOMEIKAI天神校(福岡県)を新規開校、名門会天神駅前校(福岡県)、TOMEIKAI長崎校(長崎県)を移転リニューアル、オンライン事業の拠点として、下北沢オンラインセンター(東京都)を新規設した。
伸芽会(幼児教育事業部門)については、名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2つのブランドの充実を図り、売上高は前期比24.0%増の60.03億円となった。当年度においては、伸芽会吉祥寺教室(東京都)、伸芽’Sクラブ託児荻窪校(東京都)、伸芽’Sクラブ学童吉祥寺校(東京都)、伸芽’Sクラブ学童大宮校(埼玉県)を新規開校、伸芽会浦和教室(埼玉県)を移転リニューアルした。
スクールTOMAS(学校内個別指導事業部門)については、学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高は前期比50.4%増の20.22億円となった。
プラスワン教育(人格情操合宿教育事業部門)については、情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、売上高は前期比55.9%増の9.90億円となった。当年度においては、TOMAS体操スクール広尾校(東京都)を新規開校した。
その他の事業の売上高は前期比31.5%増の0.14億円となった。
2023年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.0%増の330.00億円、営業利益が同19.1%増の36.10億円、経常利益が同21.4%増の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の25.00億円を見込んでいる。
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シンバイオ製薬---注射剤ブリンシドフォビル、悪性リンパ腫患者対象の国際共同第Ib/II相臨床試験をシンガポールで開始
*17:29JST シンバイオ製薬---注射剤ブリンシドフォビル、悪性リンパ腫患者対象の国際共同第Ib/II相臨床試験をシンガポールで開始
シンバイオ製薬<4582>は6日、注射剤ブリンシドフォビル(IV BCV)について、悪性リンパ腫患者を対象とした国際共同第Ib/II相臨床試験をシンガポールで開始すると発表した。同試験は、IV BCVの安全性、忍容性、薬物動態および有効性を評価することを目的としている。第Ib相では、推奨用量を決定し、第II相では、その用量での有効性を評価する。IV BCVは、既に動物試験において、悪性リンパ腫をはじめ脳腫瘍等で抗腫瘍効果が確認されている。血液がん・固形がん領域は、移植後ウイルス感染症領域に続くBCV事業展開において主要な治療領域であり、第二の柱に育てることを目指している。既に日本において同試験を開始しており、今回のシンガポールでの試験開始が、がん領域における事業展開を加速させるものと期待している。今回の試験開始により、IV BCVの臨床開発がさらに進展し、悪性リンパ腫患者への新たな治療オプションの提供が期待される。
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2025/02/07 17:29
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シンバイオ製薬---24年12月期は業績予想に対して大きな乖離なく着地
*17:26JST シンバイオ製薬---24年12月期は業績予想に対して大きな乖離なく着地
シンバイオ製薬<4582>は6日、2024年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比56.1%減の24.52億円、営業損失が38.76億円(前期は8.11億円の損失)、経常損失が36.89億円(同7.36億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が38.33億円(同19.62億円の損失)となった。当期の経営成績について、現在、トレアキシン(R)点滴静注液100mg/4mL[RTD(Ready-To-Dilute)製剤]に関する市場環境については、コロナやインフルエンザ等感染症の流行により、ベンダムスチン治療中または治療後に感染が持続・重症化する可能性が懸念されているためベンダムスチンの処方が控えられる傾向があり、ベンダムスチン全体の市場規模にマイナスの影響を与えており、特に期の後半に影響が大きくなった。加えて、後発品への切替が徐々に進んでいる状況となっている。これらのことから、売上高は減収となった。販売費及び一般管理費は、研究開発費が33.79億円(前期比28.1%増)と大きく増加したが、その他の販売費及び一般管理費を大きく削減し、販売費及び一般管理費合計では57.50億円と、前期比10.1%の増加に留まった。営業損失・経常損失・親会社株主に帰属する当期純損失の赤字は増加したが、2024年5月7日に開示した修正通期業績予想と大きな乖離はなかった。パイプラインの抗ウイルス薬SyB V-1901(一般名:brincidofovir<ブリンシドフォビル>「BCV」)について、BCVの注射剤(SyB V-1901、以下IV BCV)の事業展開は、二本鎖DNAウイルス(dsDNAウイルス)に対し広範な活性を有することから、国内及び海外の専門領域の有力な研究施設と共同研究を進めている。造血幹細胞移植後や臓器移植後などの免疫不全状態にある患者のアデノウイルス(AdV)感染及び感染症の治療を対象に、IV BCVのグローバル開発を優先的に進めることを決定し、2021年3月に、主に小児対象(成人も含む)のアデノウイルス感染及び感染症を対象とする第IIa相臨床試験を開始するため、米国食品医薬品局(FDA)に治験許可申請(Investigational New Drug(IND)Application)を行った。2023年5月、本試験において、IV BCVの抗アデノウイルス活性を認め、ヒトPOC(Proof of Concept)を確立し、2024年上半期に、第IIa相臨床試験は完了した。造血幹細胞移植後のサイトメガロウイルス感染症患者を対象とした米国における第IIa相臨床試験は、2024年5月に開始した。BCVは高い抗ウイルス作用に加え、抗腫瘍効果も確認されており、シンガポール国立がんセンター(NCCS: National Cancer Centre Singapore)やカリフォルニア大学サンフランシスコ校脳神経外科脳腫瘍センターとの共同研究等を通じて、EBウイルス陽性リンパ腫、難治性脳腫瘍等、がん領域における新規適応症の探索も行っている。2024年8月には、がん領域におけるIV BCVのFIH(First in Human)試験として、悪性リンパ腫患者を対象とした国際共同第Ib相臨床試験を日本とシンガポールで開始した。本試験はBCVのがん領域におけるヒトPOCを確立することを目的としている。2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比24.3%減の18.58億円、営業損失が42.63億円、経常損失が43.47億円、親会社に帰属する当期純損失が44.68億円を見込んでいる。
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2025/02/07 17:26
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FCE---「RPAロボパットDX」が導入企業数1600社を突破
*17:25JST FCE---「RPAロボパットDX」が導入企業数1600社を突破
FCE<9564>は6日、同社が提供する業務自動化ツール「RPAロボパットDX」の導入企業数が1600社を超えたと発表した。「RPAロボパットDX」は、プログラミングの知識がなくても簡単に操作できるユーザーインターフェースを持ち、業務の自動化を支援するツールである。これにより、企業は定型業務の効率化や人件費の削減を実現している。同社は、導入企業へのサポート体制も充実させており、導入から運用までを支援している。これにより、導入企業はスムーズに業務自動化を進めることができる。
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2025/02/07 17:25
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日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日ぶり反落、東エレクやファーストリテが2銘柄で約129円分押し下げ
*16:47JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日ぶり反落、東エレクやファーストリテが2銘柄で約129円分押し下げ
7日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり84銘柄、値下がり137銘柄、変わらず4銘柄となった。6日の米国市場のダウ平均は125.65ドル安の44747.63ドル、ナスダックは99.66pt高の19791.99ptで取引を終了した。追加利下げ期待や一部主要企業の好決算を好感し、堅調に寄り付いた。その後、雇用統計の発表を控えた警戒感に利益確定売りが強まり、ダウは下落に転じた。ナスダックは長期金利の上昇やベッセント財務長官発言で一時失速も押し目からはAIへの期待を受けたハイテクの買いが根強く、終盤にかけてナスダックは上げ幅を拡大し、まちまちで終了。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなる中、7日の日経平均は158.77円安の38907.76円と4日ぶり反落して取引を開始した。外為市場で円高・ドル安方向への動きが進んだことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、値がさの東エレク<8035>が決算発表時に2025年のWFE見通しの見直しを行い大幅安となったことも影響。一方、国内3月決算企業の第3四半期決算発表が続いており、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となり下げ幅は限定的となった。大引けの日経平均は前日比279.51円安(-0.72%)の38787.02円となった。東証プライム市場の売買高は21億6458万株。売買代金は4兆5765億円。業種別では、ガラス・土石、精密機器、不動産、その他製品、輸送用機器などが下落した一方、鉄鋼、石油・石炭、海運、金属製品、空運などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は45%、対して値下がり銘柄は50%となっている。値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約106円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、NTTデータG<9613>、KDDI<9433>、コナミG<9766>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはTDK<6762>となり1銘柄で日経平均を約33円押し上げた。同2位は中外薬<4519>となり、アドバンテスト<6857>、メルカリ<4385>、ファナック<6954>、ディスコ<6146>、SUBARU<7270>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価 38787.02(-279.51)値上がり銘柄数 84(寄与度+161.28)値下がり銘柄数 137(寄与度-440.79)変わらず銘柄数 4○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6762> TDK 1723 68 33.54<4519> 中外製薬 6922 167 16.47<6857> アドバンテ 8606 56 14.73<4385> メルカリ 2307 400 13.15<6954> ファナック 4465 75 12.33<6146> ディスコ 46000 1240 8.15<7270> SUBARU 2910 246 8.07<4452> 花王 6396 231 7.60<6988> 日東電工 2916 44 7.15<6723> ルネサスエレクトロニ 2467 161 5.29<6976> 太陽誘電 2268 76 2.48<6506> 安川電機 4179 73 2.40<6841> 横河電機 3046 69 2.25<6504> 富士電機 7250 312 2.05<6981> 村田製作所 2527 23 1.78<1801> 大成建設 6576 196 1.29<2502> アサヒGHD 1650 13 1.28<9201> 日本航空 2573 35 1.15<6594> ニデック 2618 21 1.10<5019> 出光興産 1036 17 1.09○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 25500 -1080 -106.54<9983> ファーストリテ 48860 -260 -23.08<9613> NTTデータG 3060 -134 -22.03<9433> KDDI 4874 -96 -18.94<9766> コナミG 18445 -535 -17.59<6098> リクルートHD 10700 -170 -16.77<9984> ソフトバンクG 9683 -83 -16.37<4901> 富士フイルム 3079 -137 -13.51<7203> トヨタ自動車 2825 -79 -12.99<6367> ダイキン工業 16360 -390 -12.82<7832> バンナムHD 4721 -101 -9.96<7741> HOYA 18840 -575 -9.45<6920> レーザーテック 15240 -490 -6.44<7974> 任天堂 10805 -195 -6.41<7735> SCREEN 10205 -470 -6.18<7733> オリンパス 2251 -46 -6.05<7751> キヤノン 4760 -121 -5.97<6758> ソニーG 3483 -34 -5.59<4543> テルモ 2825 -20.5 -5.39<7731> ニコン 1537 -157 -5.16
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2025/02/07 16:47
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新興市場銘柄ダイジェスト:イタミアートは一時ストップ高、データセクが大幅続伸
*16:08JST 新興市場銘柄ダイジェスト:イタミアートは一時ストップ高、データセクが大幅続伸
<168A> イタミアート 1009 +72急騰、一時ストップ高。ソウルドアウトが提供する「生成AI活用プロジェクト」を導入し生成AIを活用して新たな価値創出を目指すと発表した。同社は24年11月から約3ヶ月間、ワークショップ形式の勉強会で知識向上を図りつつ、チームごとに1つの事業課題を設定し生成AIを活用して解決を目指してきた。生成AIを実務に適用し、増え続けるECサイト利用顧客への個別対応品質向上とスピードアップ、クリエイティブ作業の効率化、商品品質の向上、製造・出荷工程の分析から生産性の向上へ活かしていく。<4582> シンバイオ製薬 183 -1続落。6日の取引終了後に24年12月期の連結業績を発表した。売上高は、24.52億円(前年同期比56.1%減、24年5月7日に開示した修正通期業績予想比6.5%減)となった。販売費及び一般管理費は、研究開発費が33.79億円(同28.1%増)と大きく増加した。その他の販売費及び一般管理費を大きく削減したが、営業損失は38.76億円(前年同期は営業損失8.11億円)と赤字幅が拡大した。さきの修正通期業績予想と大きな乖離はないとしているが、嫌気した売りが先行している。<4891> ティムス 269 +14大幅続伸。6日の取引終了後に株式を所有するCORXELからの配当金通知受領を発表し、好材料視されている。配当金額は2,254,924.56ドル(USドル、円換算:約344百万円)、権利確定日25年2月3日(米国東部日付)、受領予定日は本日より10営業日以内としている。当該配当の受領に伴い、同社の25年2月期決算において、約344百万円を受取配当金として営業外収益に計上する見込みという。<2385> 総医研 153 +2急騰。6日の取引終了後に子会社であるNRLファーマがVarinosと共同で、ラクトフェリンを用いた新たな技術に関する特許を取得したことを発表し、好材料視されている。NRLファーマとVarinosが以前より保有していた共同特許における子宮内フローラの改善を通じて不妊患者向けに妊娠確率を向上させる技術に、妊娠後の子宮内の細菌叢の乱れに起因する流産や早産のリスクを抑える技術が追加されたもので、同特許の取得により妊娠を希望する人から妊娠中の人に至るまで幅広いサポートが可能になった。<4592> サンバイオ 959 +150ストップ高。アクーゴ脳内移植用注の出荷のための承認条件に関わる第二回目の製造結果を発表し、好感されている。第二回目の市販品製造について規格試験及び特性解析が終了、全ての基準値を満たし適合となり、引き続き第三回目の製造を開始している。今回の製造が適合となったことから、あと1回の適合する製造を行った後、その結果を用いて一部変更申請を行い、出荷解除のための承認取得を目指すとしている。アクーゴの出荷可能時期は、従来通り26年1月期第2四半期(25年5-7月)を想定している。<3905> データセク 777 +67大幅続伸。英CUDOとAIデータセンター事業で業務提携契約を締結したと発表した。同社が台湾メーカー各社を通じたNVIDIA製最先端GPUの確保とDSクラウドスタックを提供、NCPとしてAIインフラの運営実績と高い技術力・ネットワークを有するCUDOとAIデータセンターのインフラ構築・運用保守を行い、グローバルな最先端AIインフラソリューションを共同提供し、顧客開拓や人材活用においても緊密に連携する。また、同業務提携に加え、両社間の資本提携についても協議を行っているとしている。
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2025/02/07 16:08
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【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(5)
*16:06JST 【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(5)
【笑美面<9237>・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(4)の続き質問者様3[Q]:・経営の舵取りの一つにもなる、現場の変化を報告するコーディネーターの言語化能力をどう育てていくのか・経営の根幹である理念浸透など、自社でのテクノロジー活用について榎並[A]:ミッショングレードの高いメンバーの特徴とか、その言語化能力をどう育てていくか担保していくかというご質問をいただいたと思っています。もう一つは自社でもテクノロジーを活用して、経営の根幹でもあります理念浸透とかを使っていく方法は一つあるんじゃないかというご提案をいただきました。ありがとうございます。メンバーの言語化能力、おっしゃる通りミッショングレードが高ければ高いほど、業務指示ではなくて、何のためにやるかというビジョンを使って語っているという報告をすごく聞いております。家族会議を何のためにするのか、目標が10だからやるんじゃなくて、何のためにやるのか、という会話がすごく強いと、マネジャーのミッショングレードが上がれば上がるほど、そういう傾向になっていくというふうに聞いています。私自身実感するのが、うちの幹部は実行力が高いメンバーが多いですけど、このIPOを通じてですね、このミッションドリブンの会話にどんどんなって、もう今は熱狂的というか、私も怒られるぐらいの熱狂があります。「それ社長、ビジョンに最短ですか」とか言われてますので、それで反省することもたまにあるんですけど。それを感じましたので、やはり何て言うんですかね、能力とまた違う部分でございますが、その力っていうのはすごい強いものがあるんだなというふうに私も実感しました。今期私がキックオフで言ったテーマは人間力です。人間力をどう鍛えていくか、どう上げていくか、私も含めてみんなで考えてやっていこうという話でございました。テクノロジーを使って自社のそういう根幹の部分を強化していくことがあるんじゃないかと、これは大歓迎です。私達も一つ例を言うと離職率が激減していってますが、それはいろんな要素があるんですけど、一つの中で人事のサーベイ、パルスサーベイを入れてそれで分析して科学的にその組織の状態を分析することによって、うまくいってきたという歴史もあります。今それと同じサービスをホームの方にも、かなり紹介したりしています。ですので、私達こそまず実験体じゃないですけど、インパクト企業としてもそうですし、そういうプロダクトを勧める企業として、これはみんなで決めることで私が決めることではないんですけど、「これやってみる価値があるんじゃないか」と思えば、どんどん積極的に取り入れますし、それが素晴らしいものであれば、広げる役割を果たしたいなというふうに考えております。ありがとうございます。質問者様4[Q]:・家族会議の所要時間について、一般的に40~90分とあるが真の相談になっているのでしょうか。榎並[A]:一般的にとてもスムーズにいった事例だと思います。事例で使った話しとかエピソードなどで困難事例検討会・共有会とかやってるんですけど、そういう事例は家族会議の時間、回数1回で済む話ではないです。3時間を数回とか、そんなこともやりますし、時には家族会議という形態が取れない中で、家族会議に至れない信頼関係から始まることがありますので、当社のコーディネーターが病院の病室に何回も通って、そこでまず人間関係作って、改めて家族会議をするというような事例もあります。そういう大変時間を要する家族会議というのもあります。また、経済的に困窮されてる方も大変いらっしゃいます。日本にはまだセーフティネット、生活保護というものが整備されているので、誰もが生きる権利を保障されている社会がまだ継続できていますので、大変助けられてるケースもあるんですけど、経済的にそういう社会資源の情報をお伝えするということがまず一つあります。それで実は、もう少しマクロで考えたら、シニアホームの競争がもっと発生することによって、ホームの価格は下がっていくと、これはもう今まで下がってきましたので、笑美面はその競争をさらに巻き起こす役割を持っているプレーヤーだと、私達も考えていますので、新規のホームをより供給したり、より競争力の高いホームの改善をプラットフォームを通じてやっていくということも、低価格化、低価格で良いホームが世の中に増えていくことに寄与できるというふうに考えています。そして専門的な助言や相談の観点がメインだと思いますので、お話させていただきますと、今概念としてACPという「アドバンスケアプランニング」というのがありまして、これは最期の余生をどう過ごすかという医療の世界で使われてる概念なんですが、こういったものも当社取り入れる必要があると思っておりますし、付随系でALP「アドバンスライフプランニング」というものがあるんですけど、お金の世界でいうとファイナンシャルプランナーみたいな領域、それをもう少し包括的にやる概念でALPというのがあります。こういったスキルをもっと私達もつけていく必要があるというふうに考えております。先ほどのご質問は、まさに私達の目指す方向性でございます。ありがとうございます。■まとめのご挨拶榎並:このような機会、今後も実施タイミングはまた検討させていただきますが、実施していきたいと思っております。「本当に今日来てよかった」というお言葉もいただきましたし、笑美面を叱咤激励、応援、理解いただいた質問をたくさんいただきました。当に私もこういう場を作らせていただいて、株主様との交流を持てて、本当に良かったなと思っております。今後も社会になくてはならぬ会社として、ますます発展していこうと、いかなければならないという決意を持って事業運営していきますので、今後も応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。
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2025/02/07 16:06
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【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(4)
*16:05JST 【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(4)
【笑美面<9237>・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(3)の続き今までは、良い運営をされているシニアホーム運営事業者をどんどん連れてくるということで推進してきましたが、まだまだこの領域でも世の中にないようなチャレンジもできると思っておりまして、これはインパクト企業である当社の使命だと思っております。これからはシニアホームと社会資源をミックスさせて、いろんな社会資源があると思います。言及は避けておきますが、いろんな世の中に必要な施設であったり、機能っていうものをシニアホームにミックスさせるような事業が今後できるんではないかと考えており、今社内で検討しているところでございます。お伝えできる段階になったら、すごくそこはアピールしたいので、皆さんにもお伝えさせていただこうと思っております。最後に第3の柱、プラットフォームビジネスです。これは事業的には実は一番大きなビジネスになるんだろうと捉えております。課題感としましては、シニアホームに良いプロダクトが届かない、実装されないということです。これは要因がたくさんあるんですけど、僕は四重苦だと言っていまして、いろんなメーカーさん、ベンチャーさん、大手さん含めて、成長産業である介護向けにですね、いろんな商品サービスをつくっております。しかし、実装されない大きな要因があると思っています。一つ目、分散しているということです。民間のホーム、大手10社でシェア12%と言われております。ほとんどが中小事業の集まりです。ですので、販促の効率がまず悪いというのが前提です。それを解消するためには、WEBマーケなんかが有効でございますが、WEBマーケがなかなか利かない業界です。ほぼ利かないと私は感じております。ですので、分散しているのに、WEBマーケが利かないという状態です。じゃあやぶれかぶれかもしれないですけど、飛び込みで最後営業に行くということを実施されたりするんですけど、そこには商談の場がなくて、生活の場があるんですね、シニアホームには。お食事を提供していたり、お風呂介助を提供したりするので、なかなか商談の場がなかったり、商談する相手がいなかったりします。最後に何とか縁故で商談の機会を社長を捕まえて、紹介で商談の場を作れたとしても、なかなか介護自体がですね、ケアに保守性が求められていますので、革新的な経営にいきなり舵を切るというのがなかなか難しい業態の思想です。ですので、なかなか新しいことを取り組めないということになります。斬新なホームの運営に資するようなプロダクトが出ても、なかなか売れないというのが全体感だということは確信しております。これは本当に創業時からずっと感じてきました課題だと。私達は幸い、そこにもネットワークを持っています。私達は集客のためのアドバイスという観点できますので、これをやらなければやはり競争力として落ちていくというような観点でアドバイスができます。そういったポジショニングを使って、しっかり運営の向上に資するプロダクトをどんどんご紹介するようなプラットフォームをつくっていきたいなというふうに思っています。1点、なぜ売れなければいけないのかという観点ですが、このままでもいいんじゃないかという観点ですが、最終的に本丸は私はテクノロジー系のプロダクトだと思っております。テクノロジーは世の中どんどん進化します。今も一部ありますが、もっと本格化するのは人の命を救うテクノロジーです。働く人の安全を守るテクノロジーです。入居されている方の尊厳を守るテクノロジーです。こういう素晴らしいプロダクトが今後開発されることは間違いないと思います。しかし、それが実装されないこのままでは。そこが課題だと考えております。救えるはずの命が救えない。守れるはずの安全が守れない、守れるはずの尊厳が守れないということになりますので、これは私達の使命だと捉えておりますので、このプラットフォームの事業はしっかりインフラとして成立させるべく頑張っていきたいと考えております。以上、3つが当社の成長戦略というかたちでございます。以上でプレゼンテーションを終わらせていただきます。■質疑応答では質疑応答になりますので、質問がある方いらっしゃいますでしょうか。はい。お願いいたします。質問者様1[Q]:・コーディネーターの方をたくさん養成し、できるだけ多くの病院とのネットワーク確立に努めてほしい・「土地有効活用で介護用の施設」の相談なら「笑美面の子会社ケアサンク」となるよう、広めてほしい榎並[A]:当社のサービスを利用していただいた後、株主様になっていただいたという、これほど本望なことはございませんので、大変嬉しいです。ありがとうございます。ケアサンクそうですね、事業はすごくポテンシャルがあるというふうに考えております。やはり賃貸アパートとかの問題とかも過去に出たこともありますし、そもそも需給でいうと、すごく需要・供給課題になっているというのが、一般のレジデンス系の物件だというふうに捉えています。オーナーさんの投資利回りとしても、この介護のホームの方が上回ってきたりもしていますので、投資の魅力としてもそうですし、財政的な魅力としてもそうですし、節税対策かもしれないですけれど、自分の投資が社会貢献にもなると、こういう意味でもすごく好評を得ております。おっしゃっていただいたように、これはまだまだ広げられるなというふうに考えておりまして、逆にこのケアサンクの今やっている事業、開設のコンサルティング事業は、ちょうどコロナ禍にスタートしましたので、まだ関西エリア中心にしかできていないんですね。ですので、もちろん関東エリアはもっと大きなマーケットがありますし、関西エリアでもまだまだマーケットがあります。関西エリアではですね、今一番シニアホームの開設に関わっている事業者だという認知はついてきたような状況になっています。でも、まだまだ関東エリアや他エリアのマーケットもありますので、どんどんどんどん、伸ばしていきたいなと思っております。ありがとうございました。質問者様2[Q]:「シニアホーム紹介サービス」MSW戦略における・中立性の担保・他社との差別化榎並[A]:中立性の担保、大変重要でございまして、創業時から最重要だというふうに捉えております。まず回答からしますと、どうやって担保しているかの一つは、ビジョン・理念です。もう一つは仕組みです。その二つでございますが、ビジョン・理念にも伴っているところですが、中立性を失うと、存在価値がマイナスになるんじゃないかというふうに思っています。何のために集まってるんだというと、存在価値を作って社会に良い影響を与えるための集まりが僕は会社だというふうに捉えていますので、それはみんなに伝えていますし、みんなも合意して入ってくれているので、仕事をする意味がなくなってしまうというのがまず一つですね。とはいえ、そういった感覚を毎日持ち続けてできるかというと、なかなか難しいのが人間というものでございますので、そこは仕組みとかにしなければいけないということで、中立性は、先ほど申し上げたように、一つは評価基準が件数評価であるということ、もう一つはチーム評価ということも言いましたが、エリアごとにチームで動いてるんですね。そのチーム内でどこのホームに紹介したかとかを共有していますので、例えば一人が何か恣意的に、どこかのホームさんと仲がいいから紹介するとか、固めてもう毎回そこばっかり紹介するとか、シニアホーム情報を取らずに決まったとこしか紹介しないとか、そんなことが起きないように、チームで相互監視じゃないですけど、相互で情報共有する仕組みにしております。全社でも法人別の分布とかホーム別の分布、どれぐらい偏っていないかっていうのは、私も見させていただいていまして、私のPCのデスクトップに常に貼っております。それを見ると、もう数字でわかるんですけど、全然偏っていないなと、すごくロングテールだなと。ロングテールというのは、お客様のニーズに合わせてマッチングできているんだろうと、まずその数字からでも読めますし、最後にエピソードや実態を見て現状把握をして、しっかり価値のある、中立性のあるサービスを提供できるというふうに確認しているということですね。これをずっと繰り返し今後もやっていきます。二つ目の他社との差別化でございますが、おっしゃる通りでアプローチすることができますし、アプローチしている競合さんももちろんいます。そこはもう真正面からの戦いかなと思っているんですけど、一番自信があるとこはやっぱり人材の再現性です。他社さんのメンバーを取るということはやっていないです。これからも別に入社を禁止してるわけじゃないので私達はその場合でも「前職で獲得したお客様を置いてきなさい」と当たり前ですけど言います。そこは正当性持ってやります。なぜそれができるかというと、私達は人材の再現性を持っているからなんですね。新しく採用して育てることができるので、その人がお客様を置いてきても、もう一回こちらでさらに育てて獲得することができると思っていますので、これが最大の強みです。正直言って業者同士で人を取り合いしてやっていても、これは社会インパクトゼロなんですね。お客様の救われる数は増えないので、だから、そんなことは絶対しないというポリシーを持っています。入ってきたとしてもお客様を置いていく。新たにお客様を創出するということを考えてやっています。その再現性の根本にあるのが、教育体制であったり、文化であったり、マネジメントの体制であったりという部分でございます。それがあるので人材の再現性があるというのが、当社の最大の強みかなというふうに考えております。ありがとうございます。【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(5)に続く
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2025/02/07 16:05
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【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(3)
*16:04JST 【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(3)
【笑美面<9237>・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(2)の続きレスパイト入院は、治療の必要性はないんですけど、レスパイトというと家族様の肉体的・身体的ケアを目的とした要介護者本人の入院ということになります。当社が普段から病院さんとも連携していますので、病院さんからですね、コロナ禍の時期の話しらしくて、コロナ禍で入院患者が減っている、ベッドが空いているからレスパイト入院を受け入れる余裕がありますよ、という話を聞いていた状況だったらしいです。これはすぐに娘様の精神的余裕の確保をしなければいけないということで、その話を思い出して、コーディネーターがレスパイト入院を勧めたというかたちですね。希望をいただいたと娘様から、ちょうど「家族会議」中にそのまま病院に電話をしまして、レスパイト入院の受付を仲介したと。翌日には一旦すぐに受け入れてくれるというかたちになってお母様は病院に行きました。これによってですね、2カ月の精神的余裕と、ホームをしっかり納得するまで選ぶ時間的余裕を得ました。その間に当社のコーディネートと一緒にホーム探しをしました。その間に並行して、介護保険の区分変更をかける必要があったので、当社のコーディネーターが病院と連携して、要介護度3を認定されたというかたちでございます。2カ月かけて娘様のご自宅の近くの介護付き有料老人ホームに入居を決められました。最後に娘様の心境です。娘様は当時本当にいっぱいいっぱいで、病院の入院が決まったときに声を出して泣かれていました。誰に何を相談していいかもわからなかった。大病したわけでもないので、病院に相談してもいいのかわからなかった。そもそも家族のことを他人に相談してもいいのか、という罪悪感もあった。笑美面のレスパイト入院という提案で状況が前に進んだときに、人に頼ってもいいんだと、目の前が明るくなったと。入居後に泣きながら当社コーディネーターに握手を求めていただいたみたいです。こういう感動事例を社内で集めたりするんで、挙げてきた事例でございました。「家族会議」は状況把握。文章ではできない状況把握ができるということがあります。やはりその人の身体状況・精神状況というのは、対面してみてお話を聞かなければわからないという部分がありますので、これも「家族会議」の価値ですね。はい。もう一つエピソード。最期の過ごし方というエピソードです。お母様と、今度は息子様がキーパーソンです。お母様がガン末期の状態です。息子様はガン末期の状態での居場所は病院のみという思い込みでした。これの解消が行動変容で行われました。最期に親孝行できた。「家族会議」を通じて、息子様はとにかくお母様との最期の時間を大切にしたいという思いが強いことを確認いたしました。しかし、息子様はガン末期というと一般的にもそうかもしれませんけど、もう病院しかないんじゃないかという認識だったということです。その誤解を解くために、シニアホームにはターミナルケア、最期の看取りのケアに対応しておりまして、病院では実現がしにくい毎日の自由面会、外食や外出散歩などを叶えられるシニアホームがあることをお伝えしました。24時間看護師がいるようなホームなんですけど、確かに病院に比べると、安全面のみに注目すると少し落ちるかもしれません。しかし、やはりここは息子様の最期の思い、お母様との最期の思い出を作るという観点で、シニアホームを提案いたしました。「家族会議」での当社コーディネートの傾聴を通じて、一番実現したいことはお母様との最期の時間を確保することと認識していただいたので、シニア方面の入居を選択されました。ガン末期でしたので、お母様は入居後半年ほどでご逝去されました。息子様より調子のいい日は親子で近くのお寿司を外食できたと、桜を見に公園に散歩ができたと。シニアホーム入居という選択肢を取ったことで、最期に大変親孝行ができたと、感極まりながらお電話いただいたという事例でございます。こちらもですね、傾聴、「家族会議」の価値として傾聴というのがあります。本当の希望は何ですかと。安全面とかが一番初め、念頭にきます。家族の方は。ですが、「本当の希望は何ですか」ということを傾聴しながら引き出していくことで、本当の希望を叶えるようなシニアホーム探しができる、これが「家族会議」の価値だと、こういうふうに考えております。このようなケース、全てこのような困難であったり、行動変容が劇的に起こったケースが全ての「家族会議」で行われているわけではないかもしれません。もう少し淡々と希望通り進む、という話もあるかもしれませんが、でも、6,000件以上昨年実施した「家族会議」の中には、こういったケースが多数無数に含まれております。これが私達がいつも胸を張ってお伝えしている社会的インパクトという一端だというふうに考えていただければと思います。■入居後アンケート|介護家族の態度変容このようなサービスを受けていただいて、実際にアウトカムとしても、どんなものが出ているか。1日8時間以上介護してる方が一番多いんですね。家族介護、8時間×365日です。今ビジネスケアの解消が経済的にも大変重要だと言われています。そういった観点でも私達のサービスは家族介護で時間を使っていることに対して、仕事復帰できているという観点なんかも、このビジネスケアラーの解消などにも寄与しているということが言えると思います。SDGs5の4の目標にも合致しているということでございます。左側、「シニアホームへの入居に関してポジティブな気持ちの変化がありましたか」という質問に、87%がポジティブな気持ちになりましたと回答。シニアホーム自体に対するイメージ、これよく昔のイメージ「姥捨て山」みたいなイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。でも、それも81%、「家族会議」をやることで印象が良くなったというふうに答えていただいております。最後にアンケート、「心の介護への向き合い方」。「心の介護」というのは私達がつくった言葉ですが、かなり確信を得ております。「心の介護」という言葉を使うことで、家族様がそれでいいんだと罪悪化の軽減をされることが本当に実感できておりますので、家族様の最大の役割は「心の介護」ですよという言葉を今後も使っていきたいと思いますし、いつかこの言葉が一般的な言葉になるぐらい、この概念を広げていきたいなというふうに思っております。「心の介護」に向き合えていますかというアンケートは、90%の方が向き合えるようになったと言われております。シニアホーム入居は全てを解決する魔法の杖ではないですけど、でも多くのケースで、こういった「心の介護」に向き合うきっかけになるということが実証されております。■成長戦略|経済価値と社会価値の共創では最後に、それらを生かしてどう成長するかのお話もしっかりさせていただきたいと思います。私達、1、2、3、3つの柱で事業をしていると認識しておりまして、1つ目は皆様ご存知、先ほどお伝えしましたシニアライフサポート事業、マッチング事業でございます。これは増やせば増やすほど社会課題を解決できます。どういうアプローチをしてこの事業を推進しているのか、今は病院さんとの連携を一番重要視しております。都市部展開エリアでは病院さんとの病院単位での連携数はかなりシェアが取れてきております。しかし、その病院にはたくさんの紹介パートナー、MSW等が所属されております。そこを緻密に網羅的にまだ人単位で、私達の存在を知っていただいて私達の有用性を知っていただいているわけではないので、ここをアプローチします。これはなぜ今までできなかったかというと、これは労働集約産業だからです。労働集約でやっていますので、新しいコーディネーターがいないと、ベテランのコーディネーターはもう既存の紹介パートナーからの相談だけでいっぱいになりますので、どんどん新しいコーディネーター、プロを育てて、この病院は付き合いがあるんですけど、まだお付き合がない紹介パートナーの方々にアプローチするということが、この基本戦略でございます。これを続けて、先ほど質問にもいただきましたが、他の地域ですね、に広げていくことをやっていきます。第2の柱は、コンサルティング事業です。昨年11月に100%グループ会社として設立しましたケアサンクの方に事業を移管しました。私達はポジショニングというものを持っております。紹介事業で約1500社近くの介護事業者と連携しておりますし、そこの内容というのもよくわかっております。そのネットワークを使って、新しいシニアホームの企画をしております。このエリアでこの介護の事業者がこんなサービスを提供したら、まだこのエリアで不足しているリハビリニーズを満たせるかもしれない、であったり、もうちょっと自由度の高いホームを運営されている介護事業者を連れてくることによって、先ほどみたいな自由度の高いかつ医療の体制は万全なホームを企画できるかもしれない、みたいなことをやっております。このプレーヤーとしては、他には不動産のデベロッパーさんとか。投資家なんかが必要になりますので、そこのネットワークと、介護事業者のネットワークを通じて、しっかりそういった価値のある企画をどんどんしていきたいなというふうに思っております。【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(4)に続く
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2025/02/07 16:04
注目トピックス 日本株
【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(2)
*16:03JST 【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(2)
【笑美面<9237>・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(1)の続き榎並:当時、医療知識もほとんどない中で、闇雲に勢いだけでやっていた部分もありますので、なかなか通用しない部分もありまして、苦労しました。今だったら相談数、MSW以外も含めて1万とか言っていますけど、月、当時は毎月3件でも相談が来たら喜んで、その3件のことを1日中みんなで考えてっていうような感じでした。力になってくれたのが、ケアマネージャーですね。かわいがってくれて、20代の者だけでやっていたので、「あんたら一生懸命やな」ということで、いろいろ教えてもらいながら業務を進めていきました。曲がりなりにもですね、その数件、相談いただく中で、ケアマネージャーと一緒にシニアホームのマッチング業務についていく中で、より実感したことが「これは本当に大きな問題」だと。こんなに家庭が崩れている、家族関係が崩れている家庭がこんなにたくさんあるんだと。破綻している、信頼関係が崩れている。また、独居の方でいつ孤独死とかに巻き込まれるかわからない状態で過ごされている方が、こんなにいるんだ、ということに気づきました。先ほどもご質問いただきましたが、核家族化なんかも背景にあると思います。希薄化ですね。家族関係の破綻とか、独居で大変危ない状況にいる背景にあるのは「シニアホームへの誤解」ということも大きく影響しているな、というふうに事業を通じて学びました。シニアホーム、一般的には老人ホームですね。一般の方は特別養護老人ホームの印象を持つんですね。老人ホーム=特別養護老人ホームという印象が強いです。今でもそうです、多くの方は。特別養護老人ホームは、国のセーフティーネットでございますので、所得によって金額が変わったりしますので、本当に所得はどんな方でも入れる。とにかく入居者、希望者が殺到しているという状況が続いています。しかし、財源的には特別養護老人ホームをどんどん国のお金で作ることはもう難しい状態ですので、需要が過剰になっています。そんな中で「入居待ち、何年もかかる」ということが言われています。実際にそうである特別養護老人ホームが多いです。そんな印象を持っているんですね。入居待ちで入れないんだと、何年も。老人ホームもイコールになっている。これが一般の方の認知であることが多いです。その他に民間のホームもあるんだと、知っている方ももちろんいらっしゃいます。この方々に多い誤解が「高い」という誤解です。頭金何百万、月額30万40万50万が最低、当たり前っていうような認知をされておられます。背景的には、介護保険が始まる前は「自費だけ」のホームが多かったので、介護保険がなかったので、やはり富裕層向けでないと成立しなかったビジネスでもあるんですね。ホームというのは。そのときの印象がまだ続いているということもありますし、当然今でもミドル層、富裕層向けのアッパークラス向けのホームは供給されています。こちらがマス広告を打つんですね。例えば電車の中吊り広告とか、駅の看板とか、ときにはCMなんかも打ちます。でもそれ以上にボリュームゾーンである中所得者以下の方向けの普通のホームというものはマス広告を打たないんですね。地域のエリアマーケティングなわけです。だから、一般の方々の目に触れる機会が多いのは、富裕層向けのホームになるんです。こういう事情もありまして、民間は高い、ホテルみたいな建物で共用部がバーンと広くて。だからもう私達はお金がそんなにある家じゃないし、お母さん、お父さんは病気もあるし、縁が遠い世界なんです、と思っている方が多いです。これが誤解ですね。この誤解があって諦めに繋がっているんですね。何とか私達家族が、介護を支えるしかないと。独居の方は、社会的接点はないけど、1人で生きてきているから、何とかここでやっていくしかないんだ、という諦めに繋がっています。この諦めを解消すれば、孤独死、孤立死、今1日73人しています、毎日。1時間3人のペースです。6割以上が高齢者と言われています。老老介護、介護離職、介護殺人とか介護心中というような事件も起こっていますよね。これは過度な家族介護が巻き起こしたことです。こういった問題を解消していけるんじゃないかという思いが、事業初めの段階、スタートしてまだまだ素人でしたが、この思いは半年ぐらいで醸成されました。これこそ本当に全国にサービスを広げる必要があると、一般の皆様の認知として、「シニアホームを探せるところがある、プロがいる」、いざとなったらそこに相談したら「何とかなる」というふうに皆さんに思っていただくことが、この社会課題を解消するポイントなんだというふうに思いまして、今まで事業を推進してまいりました。その中で、「高齢者が笑顔でいる未来を堅守する」というビジョンに行き着きました。この堅守するという言葉には、日本の社会保障制度に対しての思いも込められておりまして、あの素晴らしいあの概念だと思っています。日本の社会保障制度=全ての人を救うという概念をもとに、国民介護保険というものが定められて運営されています。しかし、このままでは破綻するシナリオなのかもしれません。ですので、私達はこの介護業界に携わる事業者として、この素晴らしい日本の国民介護保険という社会保障制度の理念を守るために事業としてもしっかりやり、ゆくゆくはですね、この介護業界の事業、ビジネスを輸出産業にするぐらいの思いを持って、戦略を持って事業をしていきたいと思っております。最後に成長戦略の方でも、そういったことを少しお話させていただきます。長くなりました。創業のきっかけと想いはこういったかたちでございます。介護家族にとってホーム介護の利用がポジティブ/当たり前になっている状態というのを、まず当面目指しております。そのためにこの2つの領域、左側の領域「シニアライフサポート事業」を47都道府県に広げる。そして、そこで得たネットワーク、ポジショニングを使って右のホームの質を上げるようなサービスを提供することを目標にしております。■シニアホーム紹介サービスの本質的価値についてでは、一番の主業でもあります「シニアホーム紹介サービス」の本質的価値についてお話したいと思います。これは事例などを交えてお話したいなと思っております。この図の文字小さいんですが、お手持ちのある資料にも書いていると思います。これが「セオリーオブチェンジ」の一種ですが、ビフォー&アフターですね。こういう課題を抱えて、誤解・諦めを抱えている状態から、プロ、私達が介在することで、こういう高齢者が笑顔でいられる社会、未来に向けて改変をしております。その最重要ポイントとなるのが、当社が定める「家族会議」です。昨年度6,000を超える「家族会議」を実施いたしました。写真上では明るいですね。明るい感じで和やかにやっておりますが、こういうケースももちろんありますが、そうではなく、もっと切羽詰まった状況の「家族会議」っていうことがすごくあります。そういった事例をこの後少しお話させていただきたいと思います。この6,000以上、数字で見たら増えた減ったという評価になるんですけど、6,000以上の「家族会議」をやりましたが、この1件1件、どんな内容なのか、っていうことを想起いただけるようなお話ができたらと思っております。実は私も、手前味噌ですが、こういう事例集っていうのをよく集めたりするんですね。社内からメンバーから。もう心がいい意味で踊るというか、ワクワクするというか、一方で締め付けられるというか。我ながら当社のコーディネーターはすごい仕事をしてくれているなと、すごく感動することがしょっちゅうあります。そんな一部お話したいなと思っています。2つエピソード、お話させていただきます。限界を迎えておられた家族介護というエピソードです。登場人物は、お母様が要介護者で、娘様がキーパーソンとなっています。これは立ち退きによる入居検討という事情がございます。後ほど説明させていただきます。状況は、365日自宅通いによる家族介護からの解放、行動変容です。誰にも相談できないという思い込みの解消。人に頼ってもいいんだと、目の前が明るくなったというメッセージをいただきました。どのようなケースだったか、これは福岡のケースですね。遺跡物発掘を市が進めておりまして、このお母様がお住まいの住居地も発掘の指定地域になったということでした。ですので、将来的にはそこに住めなくなるということで、紹介パートナーからご相談をいただきました。経緯からも当社への相談時は、ゆくゆくシニアホームを検討されるんだろうというところで、緊急性が低い相談かなと思っていたようです。当社のコーディネーターは。しかし実際に「家族会議」をしてみて、娘様にお話を聞くとですね、お母様は食事が摂れない状態になっていますし、体重がどんどん減っている状態。認知症も進んでいると。1人暮らしが不安で転倒も続いていると。何回も転倒している。そういう状況なので、隣の市に住んでいる娘さんが、お母様の家に毎日介護をしに来ている状態でした。「家族会議」で実際に娘さんの実情を聞いてみると、紹介パートナーから聞いている内容と違うということがよくあります。もっと緊急度が高い案件だった、ということもあります。娘様は介護負担でかなり疲れており、そこに遺跡発掘の話でてきて、精神的にもいつか来る期限に頭がパンクしそうになっていると話されておりました。当社コーディネーターとして、このままでは娘様が共倒れになると判断したようで、まずはお母様のレスパイト入院というのを提案しました。【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(3)に続く
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2025/02/07 16:03
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