みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は横ばい、売り一巡後は持ち直す

配信日時:2022/04/08 12:25 配信元:MINKABU
 8日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は横ばい。朝方は米長期債相場が続落した影響が見られたものの、売り一巡後は押し目買いが入り持ち直した。  7日発表の米新規失業保険申請件数は市場の予想以上に減少したことを受け、米労働市場のひっ迫を背景とした賃金上昇によるインフレが長引く思惑から米長期債が売られた。この流れが東京市場に波及したほか、前日に買われた債券に反動売りも出やすく債券先物は朝方では軟調な展開となった。ただ、一段と下値を売り込むような動きにはならず、引けにかけて値を戻した。高く始まった日経平均株価に戻り売りが入りマイナスとなったほか、日銀が「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」、変動利付債を対象とする国債買いオペを通知したことが下支えした。  午前11時の先物6月限の終値は前日比横ばいの149円47銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.230%だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ