寄り付き概況

日経平均は19円高でスタート、ソフトバンクGや任天堂などが堅調

配信日時:2022/04/04 09:43 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27685.65;+19.67TOPIX;1946.55;+2.28


[寄り付き概況]

 4月4日の日経平均は前週末比19.67円高の27685.65円と4日ぶりの反発でスタート。4月1日の米国市場でダウ平均は139.92ドル高の34818.27ドル、ナスダックは40.98ポイント高の14261.50で取引を終了。3月雇用統計が労働市場の強さを裏付けたことで寄り付き後上昇。

 一方、労働市場の逼迫や賃金の伸びが予想を上回ったことにより、5月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が強まったことが警戒されたほか、長短金利の逆転で景気後退懸念も浮上し、一時下落に転じた。

 しかし、第2四半期入りで新規投資が下支えとなり、再び上昇。引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の27795円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はやや買いが先行。ただし、東証の新区分移行によって見極めムードも強まりやすいなか、マイナスに転じるなど方向感に欠けた動きとなっている。

 プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ソニーG<
6758>、KDDI<9433>、INPEX<1605>などが堅調。一方、東エレク<8035>、オリックス<8591>などが下落。業種別では、鉱業、情報通信、精密機器などが上昇率上位で推移。

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