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チリ中銀、今年の成長率予想を下方修正 消費と投資減で

配信日時:2022/03/31 11:05 配信元:REUTERS

[サンティアゴ 30日 ロイター] - チリ中央銀行は30日、今年の同国経済成長率予想を昨年12月の1.5─2.5%から1.0─2.0%に下方修正した。

中銀は、「2022・23年の経済成長率は、民間消費と投資の減少によりポテンシャルを下回る見通し」との声明を発表した。

また今年のインフレ率は中銀の許容範囲を上回る8.2%に達するとし、従来の4.5%から予想を修正した。

消費者物価上昇の背景として、新型コロナウイルス禍に伴う景気刺激策が後押しして、ここ数四半期「過度な支出増」が見られたことを挙げた。一方、29日には高インフレ対策として政策金利を150ベーシスポイント(bp)引き上げて7%にした。

中銀は、インフレ率が今年後半から「2年余りかけて目標範囲に収まる」と予想した。

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