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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、資源や銀行の上昇が指数をサポート
配信日時:2022/03/31 09:37
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 120259.76 +0.20%
30日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比245.59ポイント高(+0.20%)の120259.76で取引を終了した。119775.24から120531.15まで上昇した。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。資源や銀行の上昇が指数をサポートした。原油高などが支援材料となったもようだ。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが足かせに。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 2513.03 +4.34%
30日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比104.54ポイント高(+4.34%)の2513.03で取引を終了した。2437.92から2513.03まで上昇した。
大幅高で寄り付いた後も上げ幅をじりじりと拡大させた。トルコでのロシアとウクライナの停戦交渉に期待が高まっていることが好感され、買いが広がった。また、通貨ルーブルの回復も買い安心感を与えた。ルーブルの対米ドルレートはこの日も大幅な上昇を示した。ほかに、原油高が資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 58683.99 +1.28%
30日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比740.34ポイント高(+1.28%)の58683.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同172.95ポイント高(+1.00%)の17498.25で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。また、ロシアとウクライナの停戦交渉に大きな進展があったとの報道が好感された。
【中国本土】上海総合指数 3266.60 +1.96%
30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比62.66ポイント高(+1.96%)の3266.60ポイントと反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が買い安心感を誘っている。人民銀は30日、リバースレポを通じ満期分との差引で1300億人民元を市中供給した。また、証券専門紙は29日までに、「4-6月期の流動性を確保するため、近く預金準備率を引き下げる可能性がある」などと報じている。外部環境の改善もプラス。ウクライナとロシアの停戦交渉が進展したと伝わる中、世界経済が混乱するとの不安がやや薄らいだ。
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30日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比245.59ポイント高(+0.20%)の120259.76で取引を終了した。119775.24から120531.15まで上昇した。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。資源や銀行の上昇が指数をサポートした。原油高などが支援材料となったもようだ。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが足かせに。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 2513.03 +4.34%
30日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比104.54ポイント高(+4.34%)の2513.03で取引を終了した。2437.92から2513.03まで上昇した。
大幅高で寄り付いた後も上げ幅をじりじりと拡大させた。トルコでのロシアとウクライナの停戦交渉に期待が高まっていることが好感され、買いが広がった。また、通貨ルーブルの回復も買い安心感を与えた。ルーブルの対米ドルレートはこの日も大幅な上昇を示した。ほかに、原油高が資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 58683.99 +1.28%
30日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比740.34ポイント高(+1.28%)の58683.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同172.95ポイント高(+1.00%)の17498.25で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。また、ロシアとウクライナの停戦交渉に大きな進展があったとの報道が好感された。
【中国本土】上海総合指数 3266.60 +1.96%
30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比62.66ポイント高(+1.96%)の3266.60ポイントと反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が買い安心感を誘っている。人民銀は30日、リバースレポを通じ満期分との差引で1300億人民元を市中供給した。また、証券専門紙は29日までに、「4-6月期の流動性を確保するため、近く預金準備率を引き下げる可能性がある」などと報じている。外部環境の改善もプラス。ウクライナとロシアの停戦交渉が進展したと伝わる中、世界経済が混乱するとの不安がやや薄らいだ。
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