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外為サマリー:1ドル123円台前半まで一時軟化も、124円台に持ち直す荒い値動き

配信日時:2022/03/29 10:10 配信元:MINKABU
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=123円99銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて5銭前後のドル高・円安となっている。  28日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=123円86銭近辺と、前週末と比べて1円80銭前後のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場の序盤は東京市場の円全面安の地合いを引き継ぎ、この日の高値となる125円09銭付近まで一段高となった。日銀の指し値オペによって日米金融当局の緩和・引き締め政策の違いが意識され、ドル優位が強まるとの見方が広がった。ニューヨーク市場の序盤にかけては急ピッチな上昇への警戒感やポジション調整の売りで123円10銭台まで伸び悩んだが、米国株式市場の堅調地合いを背景に123円台前半では買いが入りやすく、終盤は124円手前まで持ち直した。  東京市場のドル円は、きょうもボラティリティー(変動幅)の大きい相場展開となっている。前日のニューヨーク市場の流れから、オセアニア市場では124円台前半まで上昇した。その後、本邦輸出企業による大口のドル売り・円買い観測で一時は123円32銭付近まで下落したが、売り一巡後は仲値にかけては反転上昇に転じ、きょうの高値となる124円30銭付近まで強含む荒い値動きとなっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0973ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0020ドル前後のユーロ高・ドル安、対円では1ユーロ=136円05銭付近と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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