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NZ中銀、追加利上げ必要 ロシア巡る影響判断は尚早=幹部

配信日時:2022/02/28 11:48 配信元:REUTERS

[シドニー 28日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のチーフエコノミスト、ユオング・ハ氏は28日、インフレ抑制に向けて金利面でさらなる対応が必要だとの見解を示した。ロシアのウクライナ侵攻が政策に与え得る影響については、評価するのは時期尚早と指摘した。

ロイターのインタビューで、ロシアやウクライナとの貿易規模は小さいものの、市場の変動やコモディティー(商品)価格を通じてある程度の影響を受ける可能性があると述べた。

その上で、インフレに対処するため政策は引き締めスタンスに移行しなければならないとし、必要であれば50ベーシスポイント(bp)の利上げもあり得ると述べた。

NZ中銀は23日、政策金利を25bp引き上げ、1.00%とした。来年末までに金利が3.35%に達すると予想した。

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