近鉄ＧＨＤが２２年３月期営業利益予想を下方修正、配当は２５円を予定◇

　近鉄グループホールディングス<9041.T>がこの日の取引終了後、２２年３月期の連結業績予想について、売上高を７１６０億円から６９２０億円（前期比０．７％減）へ、営業損益を３０億円の黒字から５０億円の赤字（前期６２１億１５００万円の赤字）へ下方修正した。 　今年１月以降のオミクロン株による新型コロナウイルス感染症の急拡大により、鉄軌道部門で旅客収入が想定を下回っているほか、流通業で来店客数が減少し、ホテル部門でも稼働率が低下していることなどが要因としている。なお、近鉄エクスプレス<9375.T>の業績が堅調に推移し、持ち分法による投資利益の増加が見込まれることから、最終利益は３４０億円（同６０１億８７００万円の赤字）の従来見通しを据え置いている。 　同時に、未定としていた期末配当予想を２５円にすると発表した。年間配当は２５円となり、２期ぶりの復配となる予定だ。 （注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所：MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.