トヨタ、1月世界販売1.7％減で5カ月連続減　部品不足で減産続く

［東京　２５日　ロイター］ - トヨタ自動車が２５日発表した２０２２年１月の販売・生産実績によると、世界販売（トヨタ車とレクサス車）は前年同月比１．７％減の７５万２１５５台と５カ月連続で減少した。新型コロナウイルス感染拡大の影響と半導体不足が続き、生産が注文に追い付かなかった。ただ、減少幅は昨年１２月の７．０％減から改善した。

このうち、軽自動車を含む国内販売は１３．３％減の１１万０３７１台だった。海外販売は０．６％増の６４万１７８４台となり、１月として過去最高だった。

世界生産（トヨタ車とレクサス車）は１４．９％減の６３万０８９１台で、２カ月ぶりの前年割れ。このうち、国内生産は３２．２％減の１６万２６４０台、海外生産は６．７％減の４６万８２５１台だった。

日野自動車とダイハツ工業を含むグループ全体での世界販売は１．２％減の８２万５９５５台となり、５カ月連続で前年を下回った。グループ全体の世界生産は１２．８％減の７５万３２８０台で３カ月ぶりの前年割れだった。