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24日の株式相場見通し=下値模索継続か、米株大幅続落で市場心理一段と悪化

配信日時:2022/02/24 07:59 配信元:MINKABU
 24日の東京株式市場は引き続きリスク回避ムードが強いなか、日経平均は下値を模索する動きが想定される。東京市場が休場となっている間に、米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株指数が大きく売り込まれる展開となり、マーケットのセンチメントは一段と悪化している。ウクライナ情勢を巡る緊迫の度合いが高まるなか地政学リスクが嫌気されているほか、コモディティ価格の高騰に伴うインフレ警戒感が相場の重荷となり、NYダウは2営業日合計で900ドルを超える下げをみせた。欧州でもドイツやフランスが前日まで6営業日続落と下げ足が加速している。これを受けてきょうの日経平均は2万6000円大台攻防を意識させる水準まで株価を切り下げる可能性がある。ただ、今週22日までの4営業日合計で既に1000円以上の下落をみせていることで、目先突っ込み警戒感から空売りの買い戻しも入りやすく、売り一巡後は下げ渋るケースも考えられる。取引時間中はウクライナを巡るニュースヘッドラインや、米株価指数先物の動向に振り回されやすく、上下にボラティリティの高い展開となろう。    23日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比464ドル85セント安の3万3131ドル76セントと5日続落。ナスダック総合株価指数は同344.029ポイント安の1万3037.487だった。  日程面では、きょうは1月の全国百貨店売上高など。海外では、韓国中銀の金融通貨委員会の結果発表、10~12月期米GDP改定値、1月の米新築住宅販売件数など。 出所:MINKABU PRESS

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