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18日の株式相場見通し=続落、米株急落受け2万7000円台割れ

配信日時:2022/02/18 08:01 配信元:MINKABU
 18日の東京株式市場は、主力株をはじめ幅広く売り優勢の動きとなり日経平均株価は2万7000円台を割り込む展開が想定される。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数、S&P500指数いずれも大きく売り込まれる展開となった。緊迫するウクライナ情勢に対する警戒感が強まるなか、地政学リスクを改めて嫌気する形で売りがかさんだ。また、セントルイス連銀のブラード総裁が、インフレが制御不能に陥る危険性に直面しているとの認識を示し、早期利上げを促す発言をしたことも市場のセンチメント悪化につながっている。ハイテク株比率の高いナスダック指数の下げが特に目立つ状況となった。東京市場でもこれを受けてリスク回避姿勢が強まることは避けられず、日経平均は大幅続落を余儀なくされ、2万6000円台後半で売り物をこなす展開が想定される。米株価指数先物を横目に売り一巡後は買い戻しで下げ渋る可能性もあるが、きょうは週末ということもあり、積極的に押し目に買い向かう動きは限定的となりそうだ。  17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比622ドル24セント安の3万4312ドル03セントと大幅続落。ナスダック総合株価指数は同407.376ポイント安の1万3716.719だった。  日程面では、きょうは1月の消費者物価指数(CPI)、3カ月物国庫短期証券の入札など。海外では1月の米中古住宅販売件数、1月の米景気先行指標総合指数など。 出所:MINKABU PRESS

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