１６日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は５４ドル安と反落

　１６日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比５４．５７ドル安の３万４９３４．２７ドルと反落した。 　 　ウクライナ情勢の緊張緩和期待で前日のＮＹダウが急伸したことから、この日は朝方から利益確定売りが先行した。米１月小売売上高が市場予想を上回ったことを受けインフレ懸念が台頭し、ＮＹダウは一時３００ドルを超す下落となった。ただ、１月開催分の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事録が公表され、その内容に目新しい材料は無いとの見方が強まると、市場には安心感が広がり、下げ幅は急速に縮小した。ナスダック指数も反落したが、Ｓ＆Ｐ５００種指数は小幅高となった。アップル＜AAPL＞やメタ・プラットフォームズ＜FB＞（旧フェイスブック）、マイクロソフト＜MSFT＞が安く、バンカメ＜BAC＞やネットフリックス＜NFLX＞が値を下げた。半面、テスラ＜TSLA＞やアマゾン＜AMZN＞が高く、エクソン・モービル＜XOM＞やウォルト・ディズニー＜DIS＞が上昇した。 　ナスダック総合株価指数は、１５．６６２ポイント安の１万４１２４．０９５と反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が８億８９８７万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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