日精蝋が堅調、２２年１２月期は２１％営業増益で２円５０銭の増配を予定

　日本精蝋<5010.T>が堅調。１５日の取引終了後に発表した２２年１２月期連結業績予想で、売上高３１３億円（前期比１２．１％増）、営業利益７億１０００万円（同２０．９％増）、最終利益４億９０００万円（同１０．３％増）と２ケタ増益を見込み、年間配当予想を前期比２円５０銭増の５円を予定していることが好感されている。 　国内ワックス、輸出ワックスともに販売数量が回復に向かっていることに加えて、タイヤ向けワックスで既存顧客のニーズの取りこぼしをなくし、より高付加価値帯のマーケティングに注力することなどが寄与する。 　なお、２１年１２月期決算は、売上高２７９億１８００万円（前の期比２５．６％増）、営業利益５億８７００万円（前の期２０億７９００万円の赤字）、最終利益４億４４００万円（同２８億７８００万円の赤字）だった。 出所：MINKABU PRESS

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