注目トピックス 日本株

新興市場銘柄ダイジェスト:ソレイジアは大幅高、ホットリンクがストップ安

配信日時:2022/02/10 16:14 配信元:FISCO
<7373> アイドマHD 2358 +58
大幅に続伸。副業・複業のマッチングプラットフォーム「Kasooku(カソーク)」を運営するドゥーファ(東京都港区)と資本業務提携したと発表している。アイドマ・ホールディングスが運営する求人サイト「ママワークス」「リワークス」とは会員の属性が異なるため、相互連携で企業に対してマネジメント、プランニングから実務領域まで幅広いソリューションが提供可能になるほか、働き手にとっても様々な就労の機会を提供できるとしている。

<3680> ホットリンク 559 -150
ストップ安。22年12月期の営業損益予想を前期比54.8%減の1.61億円の黒字と発表している。ソーシャルメディアマーケティング市場の拡大を取り込むとともに、売上成長のために人的投資を行う予定。同時に発表した21年12月期の営業損益は3.55億円の黒字(前期実績0.25億円の赤字)だった。日本と中国をつなぐクロスバウンド事業が伸長し、黒字に転換した。22年12月期の減益見通しが嫌気され、売り優勢となっているようだ。

<4597> ソレイジア 114 +13
大幅高。22年12月期の営業損益予想を11.00億円の赤字-1.50億円の黒字と発表している。がん化学療法剤SP-02を下半期に日本で販売開始するほか、既存導出契約マイルストン収入及び新規権利導出による契約一時金収益などを見込んでいる。21年12月期の営業損益は24.19億円の赤字(前期実績41.16億円の赤字)で着地した。研究開発費や販管費が減少し、赤字縮小に貢献した。22年12月期の損益改善見通しが好感され、買いが先行しているようだ。

<4053> サンアスタリスク 1719 +74
大幅に続伸。22年12月期の営業利益予想を前期比21.2%増の17.10億円と発表している。クライアントのプロダクトの成長を支援するクリエイティブ&エンジニアリングが新規顧客数の増加や既存顧客との連携強化によるプロジェクト規模拡大などで伸長すると見込む。IT人材を発掘・育成するタレントプラットフォームも堅調に推移すると予測している。21年12月期の営業利益は59.2%増の14.11億円。既存顧客からの堅調な受注と新規顧客の増加が増益に寄与した。

<6193> バーチャレク 1099 -1
朝高後、値を消す。22年3月期第3四半期累計(21年4-12月)の営業利益を前年同期比480.8%増の3.57億円と発表している。IT&コンサルティング事業が回復に転じ、大型コンサル案件など新規受注も順調に拡大した。利益率の高いパッケージライセンスの売上計上やプロジェクト利益率の向上も大幅増益に寄与した。アウトソーシング事業もプロジェクト利益率が改善している。通期予想は前期比191.2%増の4.80億円で据え置いた。

<4258> 網屋 1323 +49
大幅に続伸。21年12月期の営業利益を従来予想の2.22億円から2.60億円(前期実績1.86億円)に上方修正している。無線LANアクセスポイントなどのネットワーク機器の販売拡大で原価率が低下したため。新型コロナウイルス対策としてWEB会議を促進したことによる経費率の改善も利益を押し上げる見通し。網屋は昨年12月22日に上場して初値で2100円を付けたが、その後の株価は軟調に推移しており、値頃感も買い意欲を刺激しているようだ。 <ST>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ