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翻訳センター---3Q増収・大幅な増益、翻訳事業の増収及び生産性向上に伴い利益率が改善
配信日時:2022/02/10 11:24
配信元:FISCO
翻訳センター<2483>は9日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.1%増の75.30億円、営業利益が同318.0%増の5.21億円、経常利益が同230.7%増の5.35億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が3.57億円(前年同期は1.15億円の損失)となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、2022年3月期第3四半期に係る各数値については、当該会基準等を適用した後の数値となっている。
翻訳事業の売上高は前年同期比5.9%増の56.59億円となった。需要の回復基調が継続し、各分野は概ね堅調に推移した。特許分野では、特許事務所への売上が好調に推移し、売上高は同9.4%増の17.10億円となった。医薬分野では外資製薬会社からの受注が好調に推移し、国内製薬会社との取引も順調に推移していることから、売上高は同4.7%増の21.75億円となった。工業・ローカライゼーション分野では製造業の顧客を中心に需要が緩やかに回復していることから、売上高は同1.5%増の13.59億円となった。金融・法務分野では企業の管理系部署からの受注が順調に推移したことに加え、保険会社からの大型案件受注により、売上高は同13.5%増の4.13億円となった。
派遣事業の売上高は前年同期比0.8%減の9.14億円となった。語学スキルの高い人材への底堅い需要に支えられ堅調に推移しているが、期間限定業務終了の影響などから減収となった。
通訳事業の売上高は前年同期比46.4%増の4.99億円となった。顧客企業における対面での会議・商談の自粛が長期化しているが、オンライン会議の定着に伴う通訳需要を積極的に取り込み、増収となった。
語学教育事業の売上高は前年同期比65.5%増の1.17億円となった。前期は通訳者・翻訳者養成スクール「アイ・エス・エス・インスティテュート」講座の対面開催が困難になり、オンライン実施への切替による受講者数減少があったが、当期はオンライン講座が定着してきたため、増収となった。
コンベンション事業の売上高は前年同期比37.1%減の1.39億円となった。延期となっていた「第19回国際EBウイルスシンポジウム」の開催など案件は徐々に動き始めているが、大規模な国際会議やイベントは依然として制限があり、減収となった。
その他の売上高は前年同期比3.1%増の1.99億円となった。外国への特許出願に伴う明細書の作成や出願手続きを行うFIPAS等の受注が堅調に推移したことから、増収となった。
2022年3月期通期については、売上高は前期比4.4%増の103.50億円、営業利益は同79.3%増の7.50億円、経常利益は同61.2%増の7.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同324.8%増の5.00億円とする、2021年8月11日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
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翻訳事業の売上高は前年同期比5.9%増の56.59億円となった。需要の回復基調が継続し、各分野は概ね堅調に推移した。特許分野では、特許事務所への売上が好調に推移し、売上高は同9.4%増の17.10億円となった。医薬分野では外資製薬会社からの受注が好調に推移し、国内製薬会社との取引も順調に推移していることから、売上高は同4.7%増の21.75億円となった。工業・ローカライゼーション分野では製造業の顧客を中心に需要が緩やかに回復していることから、売上高は同1.5%増の13.59億円となった。金融・法務分野では企業の管理系部署からの受注が順調に推移したことに加え、保険会社からの大型案件受注により、売上高は同13.5%増の4.13億円となった。
派遣事業の売上高は前年同期比0.8%減の9.14億円となった。語学スキルの高い人材への底堅い需要に支えられ堅調に推移しているが、期間限定業務終了の影響などから減収となった。
通訳事業の売上高は前年同期比46.4%増の4.99億円となった。顧客企業における対面での会議・商談の自粛が長期化しているが、オンライン会議の定着に伴う通訳需要を積極的に取り込み、増収となった。
語学教育事業の売上高は前年同期比65.5%増の1.17億円となった。前期は通訳者・翻訳者養成スクール「アイ・エス・エス・インスティテュート」講座の対面開催が困難になり、オンライン実施への切替による受講者数減少があったが、当期はオンライン講座が定着してきたため、増収となった。
コンベンション事業の売上高は前年同期比37.1%減の1.39億円となった。延期となっていた「第19回国際EBウイルスシンポジウム」の開催など案件は徐々に動き始めているが、大規模な国際会議やイベントは依然として制限があり、減収となった。
その他の売上高は前年同期比3.1%増の1.99億円となった。外国への特許出願に伴う明細書の作成や出願手続きを行うFIPAS等の受注が堅調に推移したことから、増収となった。
2022年3月期通期については、売上高は前期比4.4%増の103.50億円、営業利益は同79.3%増の7.50億円、経常利益は同61.2%増の7.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同324.8%増の5.00億円とする、2021年8月11日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
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