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米ウーバー、2期連続の黒字 第1四半期利益見通しは予想下回る

配信日時:2022/02/10 07:14 配信元:REUTERS

[9日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズが9日発表した2021年第4・四半期決算は営業利益が2四半期連続で黒字を達成した。ライドシェアへの需要がコロナ禍前の水準近くまで回復したほか、料理宅配などのデリバリー事業が初の黒字となった。

ただ、第1・四半期の調整後利益見通しは市場予想を下回った。

第4・四半期の調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は8600万ドル。前年同期の4億5400万ドルの赤字から黒字に転じ、アナリスト予想の6203万ドルを上回った。

売上高は58億ドルだった。

デリバリー事業の調整後EBITDAは2500万ドルと、初の黒字を達成した。

第1・四半期の一時的な費用を除く調整後EBITDA見通しは1億─1億3000万ドルとした。リフィニティブのまとめたアナリスト予想の1億4957万ドルを下回った。

また、予約総額見通しの250億─260億ドルも、市場予想の272億9000万ドルを下回った。

ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は声明で「昨年12月終盤から、業績にオミクロン変異株の影響が出始めた。しかし、(ライドシェアを含む)モビリティー事業の状況はすでに上向いており、直近の週には総予約件数が前月比で25%増加した」と述べた。

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