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日本ライフLが5日ぶり反発、閉塞性睡眠時無呼吸症の植込み型治療デバイスを用いた国内初症例を実施

配信日時:2022/02/09 11:08 配信元:MINKABU
 日本ライフライン<7575.T>が5日ぶりに反発している。午前10時ごろ、同社が独占販売権を有している米インスパイア・メディカル・システムズ<INSP>製の閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の植込み型治療デバイスを用いた国内初症例を4日に実施したと発表しており、これが好材料視されている。  植込み型治療デバイス「Inspire Upper Airway Stimulation System(Inspire UAS)」は、2010年にCEマーク、14年にFDA(米国食品医薬品局)の承認をそれぞれ取得し、欧米では既に2万例以上の豊富な臨床実績がある体内に植込み使用する医療機器。電気刺激のためのジェネレーター本体と、呼吸の状態を感知するセンサリード及び電気刺激を伝える刺激リードで構成され、患者の睡眠時に呼吸(吸気)の動きに連動して、ジェネレーター本体から刺激リードを介して舌下神経に微弱な電気刺激を与え、気道を確保することでOSAを治療する。同社では、心臓ペースメーカーなどの植込み型デバイスにおける豊富な取り扱い経験を生かし、「Inspire UAS」の普及を目指すとしている。 出所:MINKABU PRESS

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