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今日の為替市場ポイント:米国株高を意識してドル買い・円売り継続の可能性
配信日時:2022/02/09 08:26
配信元:FISCO
8日のドル・円は、東京市場では115円06銭から115円55銭まで上昇。欧米市場では、115円23銭まで下げた後、115円63銭まで反発し、115円53銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に115円台で推移か。米長期金利の上昇や株高を受けてリスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。
8日の米国株式市場で主要株価指数は上昇。今週10日に発表される1月消費者物価指数に対する関心は高いものの、新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)の感染流行はピークをつけた可能性があり、経済活動の拡大が期待されたことが株高につながったようだ。
10日発表の1月米消費者物価指数で全体のインフレ率は前年比7%超、コアインフレ率は12月実績を上回り、前年比+5.9%程度になると予想されている。市場予想と一致した場合、3月利上げとバランスシートの早期縮小を意識して米国株式は伸び悩む可能性がある。ただ、米国経済はまずまず良好との見方は多いこと、インフレは制御不能の状態ではないことから、米国株式は1月消費者物価指数発表後も底堅い動きを維持し、株価安定を好感してリスク選好的な円売りが強まる可能性は残されている。
<FA>
8日の米国株式市場で主要株価指数は上昇。今週10日に発表される1月消費者物価指数に対する関心は高いものの、新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)の感染流行はピークをつけた可能性があり、経済活動の拡大が期待されたことが株高につながったようだ。
10日発表の1月米消費者物価指数で全体のインフレ率は前年比7%超、コアインフレ率は12月実績を上回り、前年比+5.9%程度になると予想されている。市場予想と一致した場合、3月利上げとバランスシートの早期縮小を意識して米国株式は伸び悩む可能性がある。ただ、米国経済はまずまず良好との見方は多いこと、インフレは制御不能の状態ではないことから、米国株式は1月消費者物価指数発表後も底堅い動きを維持し、株価安定を好感してリスク選好的な円売りが強まる可能性は残されている。
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