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NY外為市場=ドル上昇、米CPI控え小動き

配信日時:2022/02/09 06:37 配信元:REUTERS

[ニューヨーク 8日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した一方、ユーロが下落した。ただ1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、値動きの幅は狭くなっている。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.2%高。ユーロは0.21%安の1.1418ドル。

バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「10日に米CPI統計の発表を控え、相場はおおむね小動きになっている」と述べた。

ロイターがまとめた1月の米CPI上昇率のエコノミスト予想は、前年比7.3%。CMEのフェドウオッチによると、米連邦準備理事会(FRB)は70%を超える確率で3月に25ベーシスポイント(bp)の利上げを決定するとの見方が市場ですでに織り込まれている。

こうした中、米10年債利回りは8日の取引で1.97%台に乗せ、2019年11月以来の高水準を付けた。

ユーロ圏では、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が7日、ユーロ圏のインフレ率が低下し2%前後で安定する可能性があるため、大規模な引き締めは必要ないと発言。

バノックバーンのチャンドラー氏は「独2年債利回りは2日連続で軟化した。それまでは9日連続で上昇していた。こうした動きはラガルド総裁の発言に関連している」とし、為替相場は債券市場の動向に影響を受けているとの見方を示した。

短期金融市場が見込むFRBの今年の利上げ幅の合計は最大134bp。これに対し、アナリストが見込むECBの今年の利上げ幅は50bp。FRBの引き締めペースがECBより速くなる公算が大きい中、市場は欧米の将来的な金利の道筋に注目している。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.72%安の4万3346.00ドル。前日は約1カ月ぶりに4万4000ドル台に乗せていた。

ドル/円 NY午後4時 115.54/115.55

始値 115.30

高値 115.62

安値 115.31

ユーロ/ドル NY午後4時 1.1418/1.1419

始値 1.1425

高値 1.1426

安値 1.1401

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