注目トピックス 市況・概況
NY外為:ユーロ売り強まる、仏中銀がECBを受けた市場の反応行き過ぎとの見方示す
配信日時:2022/02/09 03:38
配信元:FISCO
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来週の相場で注目すべき3つのポイント:日銀金融政策決定会合、米FOMC、米雇用統計
*17:39JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:日銀金融政策決定会合、米FOMC、米雇用統計
■株式相場見通し予想レンジ:上限38800円-下限37300円26日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は前日比654.27ドル高(+1.64%)の40589.34ドル、ナスダックは176.16ポイント高(+1.03%)の17357.88、S&P500は59.88ポイント高(+1.11%)の5459.10で取引を終了した。大証ナイト・セッションの日経225先物は、通常取引終値比510円高の38200円で取引を終えた。日経平均は75日移動平均線を下放れたほか、週足ベースでは13週移動平均線、26週移動平均線ともに下回った。26週移動平均線割れは昨年12月以来のことで、中期的なトレンドが転換した可能性はある。6月26日以降、日経平均は上げ幅を拡大し、7月11日に史上最高値42224.02円をつけたが、11日も含め陰線が非常に目立っており投資家心理の悪化がうかがえる。6月末から7月にかけての上昇時、プライム市場の売買代金は4兆円前後と現物市場は盛り上がりに欠け、先物市場での買戻しが日経平均押し上げ役となった。7月11日は7月オプション特別清算値(SQ値)算出前だったことから、仕掛け的な先物売買が入っていたと推測する。7月25日は日経平均が8年ぶりの大幅安となったことから、プライム市場の売買代金は5兆円台まで膨らんだが、月末の日米中銀会合など不透明感が強い地合いや円高ドル安進行などが重しとなり、押し目を狙う動きは限定的。投資家のマインドは悪化傾向にあり、なかなか買いを入れられない状況にある。来週は7月30日-31日に日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC、結果発表は8月1日未明)が開催される。市場では、日銀会合にて国債買入減額スケジュールが発表されるほか、追加の利上げ実施も発表されるとの観測が強い。岸田政権による「早期の金利正常化」のプレッシャーを植田和男日銀総裁が真に受けるとは思わないが、日銀関係者からも利上げに関する話が出ていることで、31日の結果発表時間はランチタイムではなく、後場の取引時間中にずれ込む可能性がある。日銀会合の結果発表が遅くなればなるほど、市場では思惑的な売買が活発化することから31日は慌ただしい一日となりそうだ。FOMCは無風通過を予想する市場関係者が多いことから、31日の日銀会合結果発表と15時30分から開催される植田日銀総裁の記者会見に市場の関心が集まろう。■為替市場見通し来週のドル・円は伸び悩みか。7月30-31日開催の日本銀行金融政策決定会合では、国債買い入れ減額の具体的な計画内容が発表される予定だが、追加利上げの是非について議論されるとみられる。政府・与党からも円安抑止の観点から日銀の金融正常化が言及され、政策決定の注目度が高まっている。ただ、ドル・円相場は一時152円を下回り、ドル高円安はある程度是正されていることから、今回の政策決定会合でも政策金利の据え置きが決定される可能性が高まっている。一方、同じ日程で行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の据え置きが予想されている。FOMCの声明内容から年内2回の利下げの手がかりを得ることができれば、リスク選好的な米ドル買い・円売りは抑制されるとみられる。■来週の注目スケジュール7月29日(月):国債買い入れオペ、日米豪印外相会合、日米防衛相会談など7月30日(火):日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)、独・GDP速報値(4-6月)、欧・ユーロ圏GDP速報値(4-6月)、米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(5月)、米・JOLTS求人件数(6月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)(31日まで)など7月31日(水):小売売上高(6月)、日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表、植田日銀総裁が会見、外国為替平衡操作の実施状況(6月27日-7月29日)、中・製造業/非製造業/総合PMI(7月)、台湾・GDP(4-6月)、米・ADP全米雇用報告(7月)、米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(7月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表、米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見など8月1日(木):中・財新製造業PMI(7月)、英・イングランド銀行(中央銀行)が政策金利発表、米・ISM製造業景況指数(7月)など8月2日(金):米・非農業部門雇用者数(7月)、米・失業率(7月)、米・平均時給(7月)など
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2024/07/27 17:39
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英ポンド週間見通し:底堅い動きか、英中銀政策金利に注目
*14:44JST 英ポンド週間見通し:底堅い動きか、英中銀政策金利に注目
■軟調推移、日英金利差縮小を想定したポンド売り今週のポンド・円は軟調推移。英中央銀行による早期利下げ観測が再浮上したこと、7月末の日本銀行金融政策決定会合に向けて追加利上げ観測が浮上しており、日英金利差縮小を想定したポンド売り・円買いも観測された。ただ、ポンド売り・米ドル買いは週末前に縮小し、この影響でポンド・円の下げ幅はやや縮小した。取引レンジ:195円87銭-203円61銭。■底堅い動きか、英中銀政策金利に注目来週のポンド・円は底堅い値動きか。7月30-31日の日銀金融政策決定会合で国債買い入れ減額と追加利上げが織り込まれ、円買いは限定的となりそうだ。利上げ見送りなら円売り優勢の展開に。一方、英中央銀行金融政策委員会(MPC)は8月1日の定例会合で政策金利を決定する。据え置きとなった場合、ポンドは買い戻しが強まる可能性が高い。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・8月1日:英中央銀行政策金利発表(前回:5.25%)予想レンジ:196円00銭-200円00銭
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2024/07/27 14:44
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豪ドル週間見通し:下げ渋りか、消費者物価や日銀金融政策に注目
*14:43JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、消費者物価や日銀金融政策に注目
■下落、日銀金融政策正常化への警戒で円買い強まる今週の豪ドル・円は下落。日本銀行は7月30-31日開催の金融政策決定会合で国債買い入れの減額のほか、利上げも検討する可能性があるとの見方から、持ち高調整の円買いが広がった。また、中国の予想外の利下げも景気浮揚には不十分として失望的な豪ドル売りもみられた。取引レンジ:99円22銭-105円43銭。■下げ渋りか、消費者物価や日銀金融政策に注目来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の年内利上げ観測が高まるなか、4-6月期消費者物価指数が注目される。市場予想を上回った場合、豪ドル買い材料となる可能性がある。一方、日本銀行の金融政策決定会合では国債買い入れ減額に加え、追加利上げ観測も高まっているが、追加利上げ見送りの場合は、豪ドル買い・円売りがある程度広がりそうだ。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・31日:4-6月期消費者物価指数(1-3月期:前年比+3.6%)・31日:6月小売売上高(5月:前月比+0.6%)・1日:6月貿易収支(5月:+57.73億豪ドル)予想レンジ:98円00銭-103円00銭
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2024/07/27 14:43
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ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内インフレや日銀政策決定を見極め
*14:42JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内インフレや日銀政策決定を見極め
■弱含み、ユーロ圏経済の停滞を警戒今週のユーロ・ドルは弱含み。7月24日発表の7月ユーロ圏HCOB総合景気指数(PMI)速報値は6月実績を下回り、ユーロ圏経済の停滞が懸念されたことから、リスク回避のユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)による9月利下げの可能性は一段と高まり、ユーロ・ドルは一時1.0826ドルまで値を下げた。取引レンジ:1.0826ドル-1.0903ドル。■もみ合いか、インフレ関連指標が手掛かり材料に来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)の今後の政策方針をめぐり当局者の見解は強弱分かれ、ユーロの方向感は乏しい。7月31日の消費者物価指数が鈍化すれば、追加利下げを見込んだユーロ売りがやや強まる可能性がある。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で9月の利下げが示唆された場合、ユーロは下げづらくなりそうだ。予想レンジ:1.0700ドル-1.1000ドル■下落、日欧金利差縮小の思惑強まる今週のユーロ・円は下落。日本銀行は7月30-31日開催の金融政策決定会合で利上げを議論するとの一部報道を受けて、リスク回避のユーロ売り・円買いが活発となった。7月24日発表の7月ユーロ圏HCOB総合景気指数(PMI)速報値は6月実績を下回り、ユーロ圏経済の停滞が懸念されたこともユーロ売りにつながった。取引レンジ:164円83銭-171円71銭。■下げ渋りか、域内インフレや日銀政策決定を見極め来週のユーロ・円は下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)による追加利下げをめぐり当局者の見解は分かれ、7月31日の消費者物価コア指数が横ばいならユーロは売りづらい。また、30-31日の日銀金融政策決定会合では国債買い入れの減額計画が発表されるが、政策金利は据え置きとなる見込み。利上げ見送りの場合、リスク選好的なユーロ買い・円売りが増える可能性がある。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・7月30日(火):4-6月期域内総生産(1-3月期:前年比+0.4%)・7月31日(水):7月消費者物価コア指数(6月:前年比+2.9%)予想レンジ:165円50銭-168円50銭
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2024/07/27 14:42
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為替週間見通し:伸び悩みか、日米の金融政策を受けてドル下押しも
*14:40JST 為替週間見通し:伸び悩みか、日米の金融政策を受けてドル下押しも
【今週の概況】■日銀7月利上げ観測でリスク回避の円買い強まる今週のドル・円は下落。日本銀行は7月30-31日開催の金融政策決定会合で利上げを議論するとの一部報道を受けて、リスク回避の円買いが活発となった。自民党の茂木幹事長は7月22日に都内で講演し、「段階的な利上げの検討も含め、正常化する方向で着実に進める方針をもっと明確に打ち出すことが必要だ」と述べたことがドル売り・円買いを促した。日銀は国債買い入れの減額計画と同時に、利上げを実施するとの見方も浮上し、ドル・円は25日の取引で一時152円を下回った。ただ、円安がある程度是正されたことによって日本銀行は追加利上げを急ぐ必要はないとの思惑も浮上し、リスク回避的なドル売り・円買いは縮小した。26日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円73銭まで買われた後、153円15銭まで反落した。この日発表された6月コアPCE価格指数は市場予想を上回ったため、ドル買いが一時優勢となったが、総合価格指数の伸び率は鈍化し、米連邦準備制度理事会(FRB)による9月利下げを織り込むドル売りが続いた。ドル・円は153円76銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:151円94銭-157円61銭。【来週の見通し】■伸び悩みか、日米の金融政策を受けてドル下押しも来週のドル・円は伸び悩みか。7月30-31日開催の日本銀行金融政策決定会合では、国債買い入れ減額の具体的な計画内容が発表される予定だが、追加利上げの是非について議論されるとみられる。政府・与党からも円安抑止の観点から日銀の金融正常化が言及され、政策決定の注目度が高まっている。ただ、ドル・円相場は一時152円を下回り、ドル高円安はある程度是正されていることから、今回の政策決定会合でも政策金利の据え置きが決定される可能性が高まっている。一方、同じ日程で行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の据え置きが予想されている。FOMCの声明内容から年内2回の利下げの手がかりを得ることができれば、リスク選好的な米ドル買い・円売りは抑制されるとみられる。【日本銀行金融政策決定会合】(7月30-31日開催)日銀は7月30-31日開催の金融政策決定会合で、国債買入れ減額の具体的な計画内容を発表するが、追加利上げの是非についても議論する見通し。政策金利の据え置きが決まった場合、金融政策の早期正常化への期待は低下し、リスク選好的な円売りが強まる可能性がある。【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(7月30-31日開催)FRBは7月30-31日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、政策金利の据え置きを決定する公算。ただ、インフレの緩和によって9月利下げの可能性は高まっており、FOMCの声明内容が注目される。ドル・円の予想レンジ:151.00円-156.00円
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2024/07/27 14:40
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国内株式市場見通し:8日続落の日経平均、日米中銀会合通過までは動きにくいか
*14:22JST 国内株式市場見通し:8日続落の日経平均、日米中銀会合通過までは動きにくいか
■米国株安と急速な円高に押される展開今週の日経平均は週間で2396.38円安(-5.98%)の37667.41円と大幅下落。米国市場で半導体などハイテク銘柄が下落したほか、「トランプラリー」の巻き戻しなども入ったことで米国主要株価指数が下落。また、日本の与党政治家などから「金融政策の早期正常化」発言が相次いだことで、7月末の日本銀行による金融政策決定会合での利上げ実施への思惑が強まり、日米金利差縮小を見越した投機筋の円売りポジションの巻き戻しが加速。為替は1ドル151円台まで円高ドル安が加速した。円はユーロやポンド、オセアニア通貨など主要通貨に対しても強い動きを見せたことで、海外売上高比率が高い銘柄の押し下げ要因となった。日経平均は7月25日に前日比1285.34円下落と2016年6月のブレグジット(英国によるEU離脱)以来の下げ幅を記録するなど厳しい地合いとなった。日経平均は週末下げ渋る動きがみられたものの、大引けにかけてじりじりと下落。2021年9月27日-10月6日以来となる8日続落となった。なお、7月第3週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を2177億円売り越したほか、TOPIX先物を1327億円売り越し、225先物は2458億円売り越したことから、合計5962億円の売り越しとなった。一方、個人投資家は現物を2243億円買い越すなど合計で2644億円買い越し。なお、自己は合計で3239億円買い越した。■日経平均は今年初めて26週線を下放れる展開に7月26日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は前日比654.27ドル高(+1.64%)の40589.34ドル、ナスダックは176.16ポイント高(+1.03%)の17357.88、S&P500は59.88ポイント高(+1.11%)の5459.10で取引を終了した。大証ナイト・セッションの日経225先物は、通常取引終値比510円高の38200円で取引を終えた。日経平均は75日移動平均線を下放れたほか、週足ベースでは13週移動平均線、26週移動平均線ともに下回った。26週移動平均線割れは昨年12月以来のことで、中期的なトレンドが転換した可能性はある。6月26日以降、日経平均は上げ幅を拡大し、7月11日に史上最高値42224.02円をつけたが、11日も含め陰線が非常に目立っており投資家心理の悪化がうかがえる。6月末から7月にかけての上昇時、プライム市場の売買代金は4兆円前後と現物市場は盛り上がりに欠け、先物市場での買戻しが日経平均押し上げ役となった。7月11日は7月オプション特別清算値(SQ値)算出前だったことから、仕掛け的な先物売買が入っていたと推測する。7月25日は日経平均が8年ぶりの大幅安となったことから、プライム市場の売買代金は5兆円台まで膨らんだが、月末の日米中銀会合など不透明感が強い地合いや円高ドル安進行などが重しとなり、押し目を狙う動きは限定的。投資家のマインドは悪化傾向にあり、なかなか買いを入れられない状況にある。■31日の日銀会合の結果発表は時間が遅くなる可能性も来週は7月30日-31日に日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC、結果発表は8月1日未明)が開催される。市場では、日銀会合にて国債買入減額スケジュールが発表されるほか、追加の利上げ実施も発表されるとの観測が強い。岸田政権による「早期の金利正常化」のプレッシャーを植田和男日銀総裁が真に受けるとは思わないが、日銀関係者からも利上げに関する話が出ていることで、31日の結果発表時間はランチタイムではなく、後場の取引時間中にずれ込む可能性がある。日銀会合の結果発表が遅くなればなるほど、市場では思惑的な売買が活発化することから31日は慌ただしい一日となりそうだ。FOMCは無風通過を予想する市場関係者が多いことから、31日の日銀会合結果発表と15時30分から開催される植田日銀総裁の記者会見に市場の関心が集まろう。■週末には7月の米雇用統計発表来週は、国内では、7月30日に6月完全失業率、有効求人倍率、31日に日銀政策委員会・金融政策決定会合終了後決定内容発表、6月鉱工業生産(速報値)住宅着工件数、7月消費者態度指数、8月2日に7月マネタリーベースなどが予定されている。海外では、7月29日に独・5月小売売上高、30日に独・4-6月期国内総生産(GDP、速報値)、欧・ユーロ圏4-6月期 GDP(速報値)、独・7月消費者物価指数(CPI、速報)、米・5月S&Pケースシラー住宅価格(20都市)、6月JOLTS求人件数、7月コンファレンスボード消費者信頼感指数、31日に豪・6月小売売上高、CPI、4-6月期CPI、中・7月製造業購買担当者景気指数(PMI)、サービス業PMI、欧・7月ユーロ圏CPI(概算値速報)、米・7月ADP雇用者数、4-6月期雇用コスト指数、7月シカゴ購買部協会景気指数、6月中古住宅販売成約指数、週次原油在庫、FOMCが政策金利発表、8月1日に中・7月財新製造業PMI、トルコ・7月製造業PMI、英・イングランド銀行(中央銀行)が政策金利発表、米・週次新規失業保険申請件数、7月ISM製造業景気指数、2日に米・7月雇用統計、6月製造業新規受注、耐久財受注(確報値)などが予定されている。
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2024/07/27 14:22
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新興市場見通し:バイオ関連内での循環物色は活況だが、投資家心理の改善はタイミー次第か
*14:21JST 新興市場見通し:バイオ関連内での循環物色は活況だが、投資家心理の改善はタイミー次第か
■米国市場でのハイテク株下落や為替の円高進行を受けて投資家マインドが悪化今週の新興市場は大幅下落。同時期の騰落率は、日経平均が-5.98%だったのに対して、グロース市場指数は-4.50%、グロース市場250指数は-4.86%ときつい下げとなった。プライム市場同様、米国市場でのハイテク株下落や為替の円高進行を受けて投資家マインドが悪化。急騰していたバイオ株などを中心に売り圧力が強まる展開となった。週末グロース市場に上場したタイミー<215A>の初値は公開価格を27.6%上回る1850円となったが、ほぼ初値天井となり陰線を残したことから、下落への警戒感が高まる上場初日となった。時価総額上位銘柄では、終末こそ反発したが、ispace<9348>が上場来安値を更新。トライト<9164>も上場来安値水準でのもみ合いとなった。一方、円高メリットが意識されてアドベンチャー<6030>が1月以来の水準まで買われた。公募増資を発表した後売られていたGENDA<9166>がしっかり。その他の銘柄では、セルシード<7776>が週末こそストップ高となったが、一時7月18日の年初来高値1160円比では3分の1水準まで売り込まれた。一方、株式分割や株主優待制度導入が材料視されてAIAIグループ<6557>が急騰。モダリス<4883>がバイオプロセスサミットでのMDL-101に関する発表を手掛かりに買い優勢となった。■投資家心理の改善はタイミー次第か、IPOは3社来週の新興市場は、急落に対する反発を期待したいところだが、投資家心理の改善はタイミー次第か。初値こそ公募価格を上回るなど大型株としては上々のスタートをきったが、ほぼ安値引けとなったことで不安は残る。米系証券大手による投資判断「買い」、目標株価2200円でのカバレッジ開始が材料視されるか注目だ。週末のグロース市場の売買代金の3分の1を同社が占めただけに、影響力は大きい。一方、グロース市場250指数は、200日移動平均線を下放れた後、下向きの75日移動平均線も下抜けた。下向きの75日移動平均線が上値抵抗として意識されると、右肩下がりの地合いが継続することとなることから、早々に上回っておきたいところだ。物色の対象は引き続きバイオ銘柄となろう。セルシードは週末ストップ高となるなど相変わらず荒っぽい動きだが、材料が出たサンバイオ<4592>が素直にストップ高したほか、シンバイオ製薬<4582>も反応していることからバイオセクター内での循環物色は良好だ。時価総額が大きい主力株は二極化しつつある。GENDAなど好業績銘柄には資金が集まる一方、ispaceは材料が出ても物色が続かない。QPS研究所<5595>も売り優勢となっており、宇宙関連銘柄は総じて動意に欠ける状況が続きそうだ。なお、来週は7月29日にドローン等の開発を手掛けるLiberaware<218A>、30日に再生医療等製品の研究や開発を手掛けるHeartseed<219A>がそれぞれグロースへ、31日にマーケティング支援を手掛けるFaber Company<220A>がスタンダードへ上場する。Heartseed上場がバイオ関連銘柄の刺激材料となる可能性もあろう。
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2024/07/27 14:21
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米国株式市場見通し:正念場を迎えたナスダック、エヌビディアは下落相場入りか
*14:21JST 米国株式市場見通し:正念場を迎えたナスダック、エヌビディアは下落相場入りか
来週の米国株は、7月31日(日本時間では8月1日未明)に発表される連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)結果や、終末の7月雇用統計など雇用関連の経済指標、そして、ピークを迎える決算発表などを見極める展開となろう。FOMCは無風での通過が予想されている一方、マイクロソフト、メタ、アップル、アマゾンとメジャー処の決算が発表されることで、ナスダックは上下に振らされそうだ。一方、2024年前半の主役だったエヌビディアは、6月20日に付けた史上最高値から2割超下落した。一般的には「調整相場から下落相場に転換」したとされる下落率である。週末の反発も1%未満と弱く、世界の半導体銘柄の下押し材料となっている。中小型株物色は活発だが、市場に与えるインパクトを考慮すると中小型株が与える影響は限定的だ。75日移動平均線や13週移動平均線で下げ止まったナスダックが、これらの水準を割り込んだ場合は、ネガティブなインパクトが強まり、米国株は一段安となるだろう。ナスダックを始め米国株は正念場を迎えたと考える。経済指標では、30日に5月S&Pケースシラー住宅価格(20都市)、6月JOLTS求人件数、7月コンファレンスボード消費者信頼感指数、31日に7月ADP雇用者数、4-6月期雇用コスト指数、7月シカゴ購買部協会景気指数、6月中古住宅販売成約指数、週次原油在庫、FOMCが政策金利発表、8月1日に週次新規失業保険申請件数、7月ISM製造業景気指数、2日に7月雇用統計、6月製造業新規受注、耐久財受注(確報値)などが予定されている。主要企業決算は、29日にマクドナルド、オン・セミコンダクター、ペイパル、30日にコーニング、メルク、P&G、ファイザー、シスコ、AMD、マイクロソフト、スターバックス、31日にデュポン、ボーイング、マスターカード、アフラック、コカ・コーラ、イーベイ、グラクソスミスライン、グッドイヤー、HSBC、ラム・リサーチ、メットライフ、メタ、クァルコム、Tモバイル、AIG、8月1日にバイオジェン、モデルナ、ケロッグ、アンハイザー・ブッシュ、アップル、アマゾン、インテル、モトローラ、プルデンシャル、スクエア、2日にシェブロン、エクソンなどが予定されている。
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2024/07/27 14:21
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個人投資家・有限亭玉介:トランプ再任期待で動く銘柄!業績面でも期待したい銘柄をチェック【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:トランプ再任期待で動く銘柄!業績面でも期待したい銘柄をチェック【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年7月22日10時に執筆米時間7月13日にトランプ前大統領が演説中に銃撃され、右耳を負傷する映像は世界中に衝撃を与えました。さらに衝撃だったのは、負傷後のトランプ氏がシークレット・サービスに囲まれながらも高々とガッツポーズを掲げて民衆を鼓舞した事でしょうな。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。銃撃後に流血しながらも、ガッツポーズを掲げる姿に、米国民が好む勇猛果敢なリーダーシップ…いわゆる「マッチョ」を感じたのはあたくしだけではないはずです。現に株式市場もトランプ氏の関連銘柄がすぐに反応しましたな。もし演説中にトランプ氏が銃撃されて亡くなっていたら…と考えるとゾッとしますが、ネット上では「安倍前首相が天国から助けてくれたのでは」というコメントもありましたねぇ。二人は一緒にゴルフを楽しむ程の仲でしたから…。秋の日本の総裁選と米国の大統領選を踏まえて、日米両国の関係性がどうなるのか気になるところです。トランプ氏が大統領に就任したばかりの頃、関税の引き上げや米軍の撤退など大胆な発言が波紋を呼んでいました。安倍前首相が亡き今、トランプ氏と交渉できる人材が日本の政界にいるのか不安もありますな。株式市場は「ほぼトラ」から「確トラ」を織り込み始めたように見えます。もちろん最終的な投票結果が出るのは11月ですので何が起こるかわかりませんが、先の一件でバイデンVSトランプという構図ではトランプ氏の勝利を予想する報道が増えてきました。トランプ氏の再選は日本にとって吉と出るか凶と出るか…いずれにせよ、早めにトランプ氏の関連銘柄をチェックしておきたいですねぇ。株式市場が地合い悪化で見通しが不透明な中、トランプ関連銘柄は強さを見せるか…。在日米軍の完全撤退には至らなくても日本の防衛費の負担が増えると考えると、代表的な防衛関連銘柄から三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>、三菱電機<6503>はマストでチェックしておきたいところですな。3社とも過去最高益予想で業績好調な上、チャートも上昇トレンドを形成しております。小型株ながら、あたくしが防衛関連として監視を強めている豊和工業<6203>も直近でパフォーマンスを上げてきております。産業用機械から防衛機器まで手掛けており、株価もまだ割安感があります。5月15日の決算では防衛関連事業の拡大が好感されましたので、8月9日に控えた決算発表も見据えておきたいですねぇ。トランプ氏が米国ファーストで積極的なインフラ投資に注力する可能性から、建設機械向け油圧フィルターを手掛けるヤマシンフィルタ<6240>もトランプ関連として反応しましたな。5月15日の決算では年間配当を4円増配としておりましたが、こちらも8月9日に控えた決算発表を見ていきます。同様に鮮やかな上昇トレンドを形成しているセメント大手の太平洋セメント<5233>も、業績好調で11期ぶりに最高益を更新する予想です。PER・PBRでも割安感もあり、自社株買いにも積極的な模様。8月8日の決算通過でどう動くか…ですねぇ。同社の米子会社が港湾クレーン生産で思惑のある三井E&S<7003>は、PERの割安感が際立っておりますねぇ。まだ鮮明ではありませんが、トランプ銘柄との思惑を受けて、チャート(日足)は保ち合いから上放れできるか…ですな。保有株式の売却を経て、新たなフェーズに突入していくかが気になるところ。トランプ氏の政策に絡むであろう石油関係からはINPEX<1605>をチェックです。原油価格の高騰で同社に買いが流入した事は記憶に新しいですが、その後も高値圏での推移が続いておりますな。PER・PBRともに割安感があり、インフラなどの重工業の発展には石油は欠かせませんので、石油需要拡大の思惑買いが入るか見ていきます。同関連では、ENEOS<5020>、コスモエネルギーHD<5021>も要監視ですな。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2024/07/27 10:00
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