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イチネンホールディングス---3Qは増収・2ケタ増益、主力の自動車リース関連事業が順調に推移
配信日時:2022/02/07 16:48
配信元:FISCO
イチネンホールディングス<9619>は4日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.5%増の907.35億円、営業利益が同25.1%増の71.24億円、経常利益が同26.6%増の72.32億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同140.7%増の48.50億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、2022年3月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。
自動車リース関連事業の売上高は前年同期比5.8%増の406.02億円、セグメント利益は同12.2%増の40.36億円となった。2021年12月末現在リース契約台数は89,257台(前期末比2,003台増)となり、リース契約高は268.50億円(前年同期比6.3%減)、リース未経過契約残高は830.97億円(前期末比2.5%増)となった。自動車メンテナンス受託は、メンテナンス受託契約台数は85,533台(前期末比670台増)となり、メンテナンス受託契約高は50.52億円(前年同期比19.6%増)、メンテナンス未経過契約残高は87.65億円(前期末比6.0%増)となった。燃料販売は、主に自動車用燃料給油カードにおいて、低燃費車の普及により需要が減少傾向にあるが、既存顧客へのサービス向上並びに新規顧客の獲得に注力した。
ケミカル事業の売上高は前年同期比4.8%増の87.56億円、セグメント利益は同15.0%増の10.47億円となった。化学品関連の自動車整備工場向けケミカル製品及び機械工具商向けケミカル製品の販売、一般消費者向けケミカル製品の販売並びに工業薬品関連の燃料添加剤及び石炭添加剤の販売は順調に推移した。一方、船舶用燃料添加剤の販売は減少した。
パーキング事業の売上高は前年同期比10.7%増の41.89億円、セグメント利益は4.19億円(前年同期は1.83億円の利益)となった。2021年12月末現在駐車場管理件数は1,499件(前期末比39件増)、管理台数は33,998台(同678台増)となった。
機械工具販売事業の売上高は前年同期比5.1%増の263.97億円、セグメント利益は同1.1%減の6.53億円となった。前年同期の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う販売減少からの回復傾向が見られ、自動車整備工具、建設機械部品等の販売が増加した。また、空調工具及び計測工具の販売は順調に推移した。
合成樹脂事業の売上高は前年同期比29.7%増の108.50億円、セグメント利益は10.20億円(前年同期は4.70億円の利益)となった。遊技機の新基準機への移行に伴う入替需要の増加により、遊技機メーカーへの合成樹脂製品の販売が大幅に増加した。また、科学計測器の販売並びに半導体実装装置メーカー等へのセラミックヒーターの販売も堅調に推移した。
その他の売上高は6.80億円(前年同期は2.18億円)、セグメント損失は0.69億円(同1.42億円の損失)となった。農業において、前年同期に新型コロナウイルス感染症の影響により野菜全般の販売単価が下落したことに伴い、在庫評価額を切り下げたことの反動により、前年同期比では損失幅が縮小した。また、当連結会計年度に新たに連結子会社となった新光硝子工業及び新生ガラスが利益の増加に寄与した。
2022年3月期通期については、売上高が前期比5.1%増の1,183.50億円、営業利益が同6.4%増の80.00億円、経常利益が同6.7%増の80.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同69.1%増の51.00億円とする、2021年10月28日に公表した連結業績予想を据え置いている。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の数値となっている。
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自動車リース関連事業の売上高は前年同期比5.8%増の406.02億円、セグメント利益は同12.2%増の40.36億円となった。2021年12月末現在リース契約台数は89,257台(前期末比2,003台増)となり、リース契約高は268.50億円(前年同期比6.3%減)、リース未経過契約残高は830.97億円(前期末比2.5%増)となった。自動車メンテナンス受託は、メンテナンス受託契約台数は85,533台(前期末比670台増)となり、メンテナンス受託契約高は50.52億円(前年同期比19.6%増)、メンテナンス未経過契約残高は87.65億円(前期末比6.0%増)となった。燃料販売は、主に自動車用燃料給油カードにおいて、低燃費車の普及により需要が減少傾向にあるが、既存顧客へのサービス向上並びに新規顧客の獲得に注力した。
ケミカル事業の売上高は前年同期比4.8%増の87.56億円、セグメント利益は同15.0%増の10.47億円となった。化学品関連の自動車整備工場向けケミカル製品及び機械工具商向けケミカル製品の販売、一般消費者向けケミカル製品の販売並びに工業薬品関連の燃料添加剤及び石炭添加剤の販売は順調に推移した。一方、船舶用燃料添加剤の販売は減少した。
パーキング事業の売上高は前年同期比10.7%増の41.89億円、セグメント利益は4.19億円(前年同期は1.83億円の利益)となった。2021年12月末現在駐車場管理件数は1,499件(前期末比39件増)、管理台数は33,998台(同678台増)となった。
機械工具販売事業の売上高は前年同期比5.1%増の263.97億円、セグメント利益は同1.1%減の6.53億円となった。前年同期の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う販売減少からの回復傾向が見られ、自動車整備工具、建設機械部品等の販売が増加した。また、空調工具及び計測工具の販売は順調に推移した。
合成樹脂事業の売上高は前年同期比29.7%増の108.50億円、セグメント利益は10.20億円(前年同期は4.70億円の利益)となった。遊技機の新基準機への移行に伴う入替需要の増加により、遊技機メーカーへの合成樹脂製品の販売が大幅に増加した。また、科学計測器の販売並びに半導体実装装置メーカー等へのセラミックヒーターの販売も堅調に推移した。
その他の売上高は6.80億円(前年同期は2.18億円)、セグメント損失は0.69億円(同1.42億円の損失)となった。農業において、前年同期に新型コロナウイルス感染症の影響により野菜全般の販売単価が下落したことに伴い、在庫評価額を切り下げたことの反動により、前年同期比では損失幅が縮小した。また、当連結会計年度に新たに連結子会社となった新光硝子工業及び新生ガラスが利益の増加に寄与した。
2022年3月期通期については、売上高が前期比5.1%増の1,183.50億円、営業利益が同6.4%増の80.00億円、経常利益が同6.7%増の80.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同69.1%増の51.00億円とする、2021年10月28日に公表した連結業績予想を据え置いている。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の数値となっている。
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