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東京株式(大引け)=191円安、米長期金利上昇受け半導体関連など安い

配信日時:2022/02/07 15:50 配信元:MINKABU
 7日の東京株式市場は売り優勢の地合いとなり日経平均は反落。売り一巡後は下げ渋り2万7200円台で着地している。  大引けの日経平均株価は前営業日比191円12銭安の2万7248円87銭と反落。東証1部の売買高概算は13億218万株、売買代金概算は3兆141億円。値上がり銘柄数は783、対して値下がり銘柄数は1313、変わらずは87銘柄だった。  きょうの東京市場は朝方からリスク回避ムードが強かった。前週末の欧州株市場ではECBの利上げ前倒し懸念などを背景に軒並み安に売られたが、米国株市場でも1月の米雇用統計発表を受け、FRBのタカ派姿勢が一層強まることへの警戒感が上値を重くした。NYダウは小幅安で引けたが、米アマゾンの好決算を受けた株価急伸がハイテク株全般に波及し、ナスダック総合株価指数は高く引けた。ただ、東京市場では米金利上昇を背景にハイテク輸出株には利益確定の売り圧力が拭えなかった。原油市況の上昇を受け資源株の一角が買われたほか、総合商社株がしっかりだった。また銀行や保険株にも買いが入ったが、全体軟調相場は支えきれなかった。売買代金はかろうじて3兆円を上回り、これで8営業日連続で3兆円台の商いをこなしたことになる。  個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920.T>が安く、大商いをこなした日本郵船<9101.T>も大きく値を下げた。東京エレクトロン<8035.T>、信越化学工業<4063.T>など半導体関連は総じて軟調な動きとなり、村田製作所<6981.T>、太陽誘電<6976.T>などの電子部品株も下落した。ファーストリテイリング<9983.T>が売りに押され、キーエンス<6861.T>も安い。このほかオリンパス<7733.T>の下げが目立つ。OKK<6205.T>、都築電気<8157.T>も大幅安となった。  半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも揃って上昇した。任天堂<7974.T>、HOYA<7741.T>がしっかり、塩野義製薬<4507.T>、武田薬品工業<4502.T>も買われた。新日本製薬<4931.T>、三菱製鋼<5632.T>が急騰、レオパレス21<8848.T>も値を飛ばした。稲畑産業<8098.T>、東芝テック<6588.T>も大幅高。 出所:MINKABU PRESS

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