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三洋化成工業---3Qは2ケタ増収・増益、全セグメントで売上高が増加
配信日時:2022/02/07 10:21
配信元:FISCO
三洋化成工業<4471>は3日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.6%増の1,208.46億円、営業利益が同8.5%増の96.00億円、経常利益が同29.0%増の113.73億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同71.4%増の75.02億円となった。
生活・健康産業関連分野の売上高は前年同期比3.1%増の411.25億円、営業利益は同43.0%減の13.63億円となった。生活産業関連分野は、ポリエチレングリコールが国内外ともに売り上げを伸ばし、また製紙関連薬剤が回復したことにより、売上高は大幅に増加した。健康産業関連分野は、高吸水性樹脂が主力の中国市場において顧客での急激な生産調整により一時的に販売が落ち込んだが、その後回復基調となり売上高は横ばいとなった。
石油・輸送機産業関連分野の売上高は前年同期比16.4%増の311.65億円、営業利益は同9.6%増の27.03億円となった。自動車内装表皮材用ウレタンビーズの販売が横ばいとなったが、自動車シートなどに使われるポリウレタンフォーム用原料、潤滑油添加剤が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
プラスチック・繊維産業関連分野の売上高は前年同期比27.1%増の194.78億円、営業利益は同45.7%増の27.73億円となった。プラスチック産業関連分野は、主力の永久帯電防止剤が引き続き好調に推移したことに加え、塗料コーティング用薬剤・添加剤、塗料用バインダーとして使われる樹脂改質剤も海外向けの需要が回復し、売上高は大幅に増加した。繊維産業関連分野は、炭素繊維用薬剤が売り上げを伸ばし、また自動車に使われる合成皮革・弾性繊維用ウレタン樹脂、タイヤコード糸等の製造時に使用される油剤の販売が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
情報・電気電子産業関連分野の売上高は前年同期比16.0%増の152.45億円、営業利益は同24.8%増の16.23億円となった。情報産業関連分野は、重合トナー用ポリエステルビーズの販売が低調となったが、粉砕トナー用バインダーの販売が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。電気電子産業関連分野は、半導体の急激な需要増により半導体用レジスト原料の販売が大幅に増加したことに加え、ディスプレイ用樹脂の販売も大幅に増加し、売上高は好調に推移した。
環境・住設産業関連分野他の売上高は前年同期比23.7%増の138.30億円、営業利益は同44.7%増の11.36億円となった。環境産業関連分野は、海外向け高分子凝集剤用のカチオンモノマーが売り上げを伸ばし、売上高は大幅に増加した。住設産業関連分野は、建築シーラント用原料および家具・断熱材などに用いられるポリウレタンフォーム用原料の販売がともに好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.4%増の1,700.00億円、営業利益が同13.1%増の135.00億円、経常利益が同12.5%増の135.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.6%増の90.00億円とする期初計画を据え置いている。
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生活・健康産業関連分野の売上高は前年同期比3.1%増の411.25億円、営業利益は同43.0%減の13.63億円となった。生活産業関連分野は、ポリエチレングリコールが国内外ともに売り上げを伸ばし、また製紙関連薬剤が回復したことにより、売上高は大幅に増加した。健康産業関連分野は、高吸水性樹脂が主力の中国市場において顧客での急激な生産調整により一時的に販売が落ち込んだが、その後回復基調となり売上高は横ばいとなった。
石油・輸送機産業関連分野の売上高は前年同期比16.4%増の311.65億円、営業利益は同9.6%増の27.03億円となった。自動車内装表皮材用ウレタンビーズの販売が横ばいとなったが、自動車シートなどに使われるポリウレタンフォーム用原料、潤滑油添加剤が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
プラスチック・繊維産業関連分野の売上高は前年同期比27.1%増の194.78億円、営業利益は同45.7%増の27.73億円となった。プラスチック産業関連分野は、主力の永久帯電防止剤が引き続き好調に推移したことに加え、塗料コーティング用薬剤・添加剤、塗料用バインダーとして使われる樹脂改質剤も海外向けの需要が回復し、売上高は大幅に増加した。繊維産業関連分野は、炭素繊維用薬剤が売り上げを伸ばし、また自動車に使われる合成皮革・弾性繊維用ウレタン樹脂、タイヤコード糸等の製造時に使用される油剤の販売が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
情報・電気電子産業関連分野の売上高は前年同期比16.0%増の152.45億円、営業利益は同24.8%増の16.23億円となった。情報産業関連分野は、重合トナー用ポリエステルビーズの販売が低調となったが、粉砕トナー用バインダーの販売が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。電気電子産業関連分野は、半導体の急激な需要増により半導体用レジスト原料の販売が大幅に増加したことに加え、ディスプレイ用樹脂の販売も大幅に増加し、売上高は好調に推移した。
環境・住設産業関連分野他の売上高は前年同期比23.7%増の138.30億円、営業利益は同44.7%増の11.36億円となった。環境産業関連分野は、海外向け高分子凝集剤用のカチオンモノマーが売り上げを伸ばし、売上高は大幅に増加した。住設産業関連分野は、建築シーラント用原料および家具・断熱材などに用いられるポリウレタンフォーム用原料の販売がともに好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.4%増の1,700.00億円、営業利益が同13.1%増の135.00億円、経常利益が同12.5%増の135.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.6%増の90.00億円とする期初計画を据え置いている。
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