４日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は２１ドル安と小幅続落

　４日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比２１．４２ドル安の３万５０８９．７４ドルと小幅続落した。 　この日発表された米１月雇用統計は、非農業部門雇用者数や平均時給の伸びが市場予想を上回った。強めの結果となった雇用統計を受け、米長期金利が上昇したことが警戒され、ＮＹダウは一時、３００ドルを超す下落となる場面があった。ただ、売り一巡後はプラス圏に浮上し、引けにかけ再び値を下げて取引を終えた。ナスダック指数は上昇した。メタ・プラットフォームズ＜FB＞（旧フェイスブック）やアップル＜AAPL＞が安く、フォード＜F＞、ホーム・デポ＜HD＞が値を下げた。ビザ＜V＞やマスターカード＜MA＞が軟調でインテル＜INTC＞やテキサス・インスツルメンツ＜TXN＞が売られた。半面、決算内容が好感されたアマゾン＜AMZN＞が急伸し、テスラ＜TSLA＞やマイクロソフト＜MSFT＞が買われた。スナップ＜SNAP＞やアルファベットC＜GOOG＞が上昇し、JPモルガン＜JPM＞やエクソン・モービル＜XOM＞が堅調だった。 　ナスダック総合株価指数は、２１９．１８９ポイント高の１万４０９８．００７と反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が９億４３８１万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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