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東京株式(大引け)=198円高と反発、米市場波乱を跳ね返し買い優勢
配信日時:2022/02/04 15:41
配信元:MINKABU
4日の東京株式市場で日経平均株価は反発。前日の米株式市場は急落したが、東京市場は底堅く推移し後場に入り上昇基調を強めた。
大引けの日経平均株価は前日比198円68銭高の2万7439円99銭。東証1部の売買高概算は13億5765万株。売買代金概算は3兆3078億円となった。値上がり銘柄数は1482と全体の約68%、値下がり銘柄数は619、変わらずは82銘柄だった。
前日の米株式市場は大幅安となり、特にナスダック指数は3%強安と急落した。メタ・プラットフォームズ<FB>(旧フェイスブック)が2日取引終了後に発表した決算が市場予想を下回り、2割を超す下落となったことが嫌気された。これを受けた、4日の日経平均株価も寄り付きは145円安でスタートしたが、下値には買いが入る底堅い展開となり、午後に入り上昇基調を強めた。メタ社の不振は3日の東京市場の下落ですでにある程度は織り込まれていた、ともみられていた。むしろ、3日の米市場での取引終了後に発表されたアマゾン<AMZN>の決算が良好だったことを、前向きに評価する動きもあった。この日のナスダック100指数の先物が上昇していることも好感された。
個別銘柄では、業績の増額修正を発表した海運株の日本郵船<9101.T>と川崎汽船<9107.T>が買い人気となり、任天堂<7974.T>やソニーグループ<6758.T>が上昇した。レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>といった半導体関連株が高く、ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>も値を上げた。三菱商事<8058.T>や三井物産<8031.T>、住友商事<8053.T>といった商社株も買われた。日本航空<9201.T>やJR東海<9022.T>もしっかり。
半面、キーエンス<6861.T>や塩野義製薬<4507.T>、トヨタ自動車<7203.T>が安く、花王<4452.T>やセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が軟調だった。21年10~12月期が7四半期ぶりの営業赤字となったメルカリ<4385.T>が急落した。ローム<6963.T>やオリンパス<7733.T>も値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
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