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午後:債券サマリー 先物は反発、押し目買い流入も上値限定的

配信日時:2022/02/02 15:23 配信元:MINKABU
 2日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。前日までの下げに対する反動から押し目買いが入ったものの、手掛かり材料には乏しく上値は限定的だった。  債券先物は値ごろ感に着目した買いが先行。米セントルイス地区連銀のブラード総裁が1日に0.5%の利上げで引き締めサイクルを開始することに否定的な見解を示すなど、米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで市場の過度な利上げ観測を牽制し、米金利の先高観がやや後退したことも相場を押し上げる要因となった。ただ、日銀の政策変更への思惑から追随買いは入りにくく、一時150円74銭まで上昇したあとは伸び悩み。米雇用統計の前哨戦となる米ADP雇用統計の発表を今晩に控えていることも上値の重さにつながった。なお、この日に日銀が実施した国債買いオペの結果は、「残存期間1年以下」の応札倍率が1.87倍(前回は1.58倍)、「同1年超3年以下」が2.27倍(同1.61倍)、「同3年超5年以下」が2.01倍(同2.43倍)、「同10年超25年以下」が2.05倍(同3.19倍)だった。  先物3月限の終値は前日比8銭高の150円65銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.175%だった。 出所:MINKABU PRESS

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