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コニシ---3Q増収増益、主力のボンド事業が堅調に推移
配信日時:2022/02/01 14:26
配信元:FISCO
コニシ<4956>は1月31日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.0%増の837.65億円、営業利益が同10.8%増の54.93億円、経常利益が同12.4%増の58.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.6%増の38.38億円となった。
ボンド事業の売上高は前年同期比9.4%増の479.82億円、営業利益は同3.8%増の37.31億円となった。一般家庭用分野は、コンビニエンスストア向け、ホームセンター向けともに、昨年の巣ごもり特需による反動減もあり、回復傾向ではあったが売上は減少した。住関連分野は、新設住宅着工戸数の回復に伴い、内装工事用や内装建材用接着剤の売上は増加し、産業資材分野も、紙関連用途向けの水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤などが好調に推移し売上は増加した。また、建築分野も、建築補修用に使用する材料や建築用シーリング材の売上が増加するなど、各分野とも感染症流行前の水準には届かなかったものの、売上は全体的に回復基調となり、好調に推移した。土木分野は、表面保護・はく落防止工法が工期遅延の影響もあったが、売上は前期並みに回復した。しかし、接着剤やシーリング材に使用される原材料の価格が、当第3四半期以降大きく高騰しており、製品価格への転嫁が追いついておらず、利益は減少傾向となった。
化成品事業の売上高は前年同期比16.3%増の236.07億円、営業利益は同84.4%増の7.33億円となった。化学工業分野は、エタノール関連商材の売上が昨年の特需による反動で減少したものの、樹脂原料の販売は好調に推移し、売上は大きく増加した。自動車分野は、車載電子部品に使用される商材の売上は大きく増加した。また、電子電機分野における放熱封止材用の商材、塗料分野における商材も、売上は増加した。丸安産業は、半導体製造に使用される商材およびコンデンサ用商材が好調に推移したことにより、売上は大きく増加した。
工事事業の売上高は前年同期比18.2%減の120.27億円、営業利益は同22.1%増の9.88億円となった。土木建設工事事業は、昨年に大型工事案件があったため売上は減少したが、計画どおりに推移した。また、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の受注は、好調に推移した。
その他は不動産賃貸業等となり、売上高は前年同期比23.2%減の1.48億円、営業利益は同77.7%減の0.32億円となった。
2022年3月期通期については、売上高が前期比4.5%増の1,126.00億円、営業利益が同8.7%増の77.00億円、経常利益が同10.4%増の82.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.5%増の53.00億円とする、2021年9月24日に公表した連結業績予想を据え置いている。
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ボンド事業の売上高は前年同期比9.4%増の479.82億円、営業利益は同3.8%増の37.31億円となった。一般家庭用分野は、コンビニエンスストア向け、ホームセンター向けともに、昨年の巣ごもり特需による反動減もあり、回復傾向ではあったが売上は減少した。住関連分野は、新設住宅着工戸数の回復に伴い、内装工事用や内装建材用接着剤の売上は増加し、産業資材分野も、紙関連用途向けの水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤などが好調に推移し売上は増加した。また、建築分野も、建築補修用に使用する材料や建築用シーリング材の売上が増加するなど、各分野とも感染症流行前の水準には届かなかったものの、売上は全体的に回復基調となり、好調に推移した。土木分野は、表面保護・はく落防止工法が工期遅延の影響もあったが、売上は前期並みに回復した。しかし、接着剤やシーリング材に使用される原材料の価格が、当第3四半期以降大きく高騰しており、製品価格への転嫁が追いついておらず、利益は減少傾向となった。
化成品事業の売上高は前年同期比16.3%増の236.07億円、営業利益は同84.4%増の7.33億円となった。化学工業分野は、エタノール関連商材の売上が昨年の特需による反動で減少したものの、樹脂原料の販売は好調に推移し、売上は大きく増加した。自動車分野は、車載電子部品に使用される商材の売上は大きく増加した。また、電子電機分野における放熱封止材用の商材、塗料分野における商材も、売上は増加した。丸安産業は、半導体製造に使用される商材およびコンデンサ用商材が好調に推移したことにより、売上は大きく増加した。
工事事業の売上高は前年同期比18.2%減の120.27億円、営業利益は同22.1%増の9.88億円となった。土木建設工事事業は、昨年に大型工事案件があったため売上は減少したが、計画どおりに推移した。また、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の受注は、好調に推移した。
その他は不動産賃貸業等となり、売上高は前年同期比23.2%減の1.48億円、営業利益は同77.7%減の0.32億円となった。
2022年3月期通期については、売上高が前期比4.5%増の1,126.00億円、営業利益が同8.7%増の77.00億円、経常利益が同10.4%増の82.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.5%増の53.00億円とする、2021年9月24日に公表した連結業績予想を据え置いている。
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